子どもといえば、歯磨きをすることを極端に嫌がったり「歯磨き?したした」といって全然していないことが発覚したり…歯磨きに悩むママは多いのではないでしょうか?
そんな時、虫歯になるからと力づくで磨かせるのも、お互い疲弊してしまうもの。だからといって、ママとしては子どもが歯磨きすることをきっぱり諦めることだってしたくないですよね。
そこで今回は現在10歳、歯磨きが決して好きではないけれど、虫歯がまったくない女児をもつ筆者が、きれいな歯を保てる歯磨き法をご紹介します。
STEP1:染色液を使ってみよう!
自身が小学生の頃、学校の歯科検診で歯を赤く染めた記憶はありませんか?あれは“染色液”と言って、歯垢が付いているところだけが赤く染まるようにできています。歯垢は白いので、パッと見で付いているかいないか判断するのは難しいですよね。
染色液を使えば、歯垢が付いている箇所がハッキリわかるので、色のついたところを落としきることで磨き残しゼロを目指すことができます。
小学校になると、定期的にこの染色液をもらう機会があり、本人もこれを使ってチェックするのがゲーム感覚のよう。歯磨きに意欲的になる、意識改革にもなります。
STEP2:歯垢がつきやすいところを覚えよう!
染色液を使ってみると、磨きグセやどこに歯垢が付きやすいのかがだんだんわかってきます。赤くなったところは、“みがきのこしチェックシート”に色をつけていくと、どこが磨けていないか一緒に確認することができます。
段々物事が理解できる年齢になってくると「同じ失敗をしたくない」という気持ちが芽生えてくるのか、赤くなった部分がとにかく印象的に感じるようになり、一番磨きまくるようにもなります。
幼い頃は、子どもだけでなくママも一緒にチェックすることで、仕上げ磨きの不足部分をチェックすることができますよ。
STEP3:順番を決めて磨いてみよう!
大人でもやりがちなのが、上下左右とにかくあちこち磨いてしまう磨き方です。この磨き方を続けていると、結局どこを磨いたのか分からず、結果として磨き残しが多くなってしまいます。
磨き残しゼロへの近道は、全部の歯の面を残さずしっかり磨けるように、1本1本順番を決めてぐる〜っと1周するように磨くことです。例えば、右下の奥歯の頬側から歯磨きを始めたら、そのまま前歯の表面、左下の奥歯の頬側と進めていきます。
幼い頃は磨いている間、子どもが好きな歌を歌ってあげたり、保育園や幼稚園で歯磨き中に歌われているいる歌を聞かせたりして、磨き終わるまで集中できるように工夫してみてください。