いつも元気に過ごしてほしい、大きく成長してほしい、親はいつも子どもの幸せ、健康を願っているものです。その気持ちが大きく膨らみ過ぎて、ついついやり過ぎてしまうことはありませんか?
良かれと思っての行動や発言が、実は逆効果になっている可能性があるといいます。
もともと子どもはママの思うようには食べないもの!
健康のために、何とかして子どもに食べてもらいたいと思うのは親なら当たり前のことですよね。
しかし子どもにも子どもなりの思いや、好き嫌いがあることを理解することも大切です。心配し過ぎて、どうして食べないのかを突き詰めて神経質になってしまうと、それが逆効果になってしまう恐れがあります。
食べられない子どもへの行動や発言に気を付けて!
食事時間の雰囲気が暗いと、おいしいごはんもおいしく感じられなくなり、食欲も減退してしまうものですよね。
そう頭では分かっていても、食が進まない子どものために何とかしなければという親心からつい口調が強くなったり、言わなくてもいいことまで言ってしまったりすることもありますよね。
子どもの心を折りやすい言葉
- 食べてくれないと悲しい
- ママの料理がおいしくなくてごめんね
- 今日もまた残すの
- いつまで食べているの
子どものためにと一生懸命作っている食事を、いつも残されてしまうとママとしては本当に悲しいですよね。
しかし上記のような言葉を食事中に言うことは、子どもにストレスを与えることになり、食に対する思いまで暗くしてしまうといいます。
子どもがごはんを食べてくれないのはおいしくないからと、自分のせいで子どもが食べないと罪悪感を抱えてしまうママも多いようです。
でも子どもからすると、ごはんがおいしくないのではなく、子ども一人ひとりに何らかの理由があって食べないことが多いといいます。
その理由に目を向けることで、もっと肩の力を抜いて子どもとの食事を楽しむことができるかもしれません。
とはいえ、ママお一人おひとりの考え方や思いはそれぞれ違うと思いますので、こんな考え方もあるのねと参考程度に捉えて頂けたらと思います。
食事の摂らせ方で避けたほうがよいこととは?
- 健康を考えてたくさん食べてほしいという思いから、残すことをよしとせず、食べることを無理強いする
- 食べるのが遅いからといって、親が食事を食べさせる
- 子どものお腹が空いていないのに、食事の時間だからといって食べさせる
- ごはんを食べなかったからお腹が空いて可哀そうだといってお菓子をあげる
- 栄養面を考えて、お腹がいっぱいにならないうちに嫌いなものから先に食べるようにすすめる
- 食事中にネガティブな発言をする
- 細かく食事のマナーを注意する
良かれと思って行うこれらの行動は、実は子どもにとってはストレスになり、逆効果になってしまうことがあるといいます。