慣れてきたら「褒める」!スモールステップとは?

イヤイヤ期まっ盛りの子どもや、反抗期の子どもに対し、褒めることはなかなかハードルが高く、不可能だと感じてしまいがちですが、次の3つを意識すれば、どのような子どもでも褒めることにつなげることができます。

  1. 現在の問題行動をひっくり返して褒める
  2. スモールステップで褒める
  3. 前回の成功を次回に活かす

1については、子どもがしている時に怒るのではなく「していない時」に褒めるようにすること。例えば、なかなか椅子に座らないことを怒るのではなく、椅子に座っている時に「ちゃんと椅子に座っているね」と褒めるのです。

そして2については、一連の行動を小刻みに褒めること。例えばご飯を食べるという行動に対し、「はしを持った」「残さず食べた」「食器を片づけた」というように「小さなできた」を小刻みに褒めるようにすることです。

最後の3については、「昨日できたから、きっと今日もできるよ」と成功体験を積み上げさせること。成功体験の積み重ねは子どもにとって大きな励みにもなりますし、こうすれば褒められる、こうすれば成功できるということを子ども自身が気づくきっかけになります。

このように、怒鳴りを減らすためには目標を低く設定し、子どもへの声掛けを替えていくことにあることが分かります。

カッとなってしまうとつい怒鳴ってしまい、簡単なひと言で片づけてしまいがちですが、そこは意識の持ち方次第。最初から完璧を目指さず、目標は低く、スモールステップで徐々に改善していくことを意識するようにしましょう。

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ライター。不動産会社に10年ほど在籍し、賃貸営業、賃貸事務、売買仲介、売買仲介事務、不動産管理営業、不動産管理事務など幅広く経験。現在も不動産会社で勤務しており、おもに賃貸仲介をメインで活動中。好きな言葉は、「根拠のない自信はおおいに結構。それを裏づける努力をするべし」。二児の母でもある。