福利厚生が手厚くなっていっているのに反し、ママたちを取り巻く環境は厳しくなっているように感じます。実際、電車でのベビーカーの使用が議論の的になったり、出産後に会社に戻る“モラハラ”が起こったりしているのが現実です。

でも「助けて!」と言いにくい状況にもある、ママたち。そんな彼女たちを助ける存在として、現在注目が集まっている資格があります。


68%のママが、「誰かに相談したい」と考えている!

サイバーエージェントが運営するサイト内でママたち200名を対象に、「最近、悩んでいると感じることはありますか?」と質問したところ、90%以上が「ある」と回答したのです!

さらに「どのようなことで悩んでいますか?」と聞いたところ、1位は「経済的な悩み」、2位は「育児」という結果になりました。ママたちの1番の悩みが子供のことではなく、お金に関することとは、意外な結果ではないでしょうか。


続いて、悩みを相談できる相手の有無に関して質問したところ、なんと20%のママが「相談相手がいない」と答えたのです。くわえて、「気軽に相談できるサービスや機関があれば利用したいですか?」と聞いたところ、全体の68%が「利用したい」と回答しました。

相談相手がいると回答したママたちも、「主に相談するのは、知人や友人」と語っており、ママの多くが「第三者にいろんな悩みを相談したい」と考えているのです。

 


そんなママたちの救世主が・・・!

様々な悩みを抱えながら、世間からも冷たい目を向けられてしまうこともある“ママ”。そんな彼女たちの悩みや負担を少しでも解消してくれる資格があるのです。

それが、民間資格の『doula(以下、ドゥーラ)』。

アメリカでは2009年から一般化した資格で、最近日本でも見かける機会が増えてきています。子育てのサポートと言えば、「ベビーシッター」を思い描く方が多いでしょう。なかなか違いが見えにくいかもしれません。そこで、先日放送された『ガイアの夜明け』(テレビ東京系)と海外ニュースサイトを参考に、分かりやすく、ドゥーラとベビーシッターの大きな違いを3つあげてみました。