冬になると、手放せなくなるマスク。

多少の化粧くずれはつきものだし、顔はほとんど隠れてしまうし…と女性にとって、マスク着用は美に関しては諦めざるを得ない部分がありますが、男性にとって、意外にマスク姿は好評!とおっしゃるのは、ヘアメイクアーティストの日熊太志さん。

日熊さんによると「男性は女性の“隠された部分”に魅力を感じる“妄想族”が多く、これはもう本能のようなものなんです。

例えば、歯医者さんで働いている歯科衛生士の女性は、男性は皆さん美人に見えてしまいます。

なぜかというと、マスクで隠された口元が“男の妄想”を掻き立てるからです」のだそう。

そして、その妄想の鍵となるのが、マスクで隠されていない“目もと”なのだそうです。

この目もとの魅力を最強にするアイシャドウを、日熊さんに目もとのタイプ別で教えていただきました。

一重さんにおすすめのアイシャドウ

「ぽってりとした瞼の一重は、まずはアイシャドウを広く塗らないように気をつけることを前提に、アイシャドウをつけます。

シアー系と呼ばれる、透明感のあるスモーキーカラー。例えばグレーベースのアイシャドウが、一重さんの目もとをグっと魅力的にしてくれます。

『KATE“ヴィンテージ・モード・アイズ“』は、まさに一重さんにぴったりのアイシャドウ。仕上がりもコスパも最強です。

ハイライト、ミディアム、ダーク・ヴィンテージ、グロー・ヴィンテージの4色が一つのパレットになっていて、パレットは全部で5種類あるのですが『BR-2』が特におすすめです。

一重さんのアイメイクをする時には“擬似二重を作る”ようにするとよいので、KATEを使う場合、グローで二重の上部分を、ダークで下部分を塗ります。

この境界線は、はっきりしないように気をつけながら、先に二重にしたい幅をグローで塗り、あとから中央から目尻にかけて徐々に幅が広くなるように、ダークでラインをひくようにするのがコツです。

デパートコスメなら『LUNASOL”ニュアンス・シェイド・アイズ“』がおすすめです。

特にカシスカラーと呼ばれる『01』が一押しです。日本人に合うように調合された程良い色とパールが、とても使い易く、一重さんにぴったりなんですよ」(日熊さん)

二重さんにおすすめのアイシャドウ

「『NARS”クワッド・アイシャドウ“』は豊富なラインナップが特徴的なアイシャドウなのですが、中でもバラエティな配色で構成されている『3972』が、二重さんにおすすめです。

一言で言うと”可愛いが止まらない“アイシャドウなんですよ。ゴールドとブロンズだけでナチュラルな表現も出来て、イエローやレッドを使ってアクセントを足す事も出来ます。

二重さんは、アイシャドウ自体を楽しめ易く、こういった豊かな配色をつけると、とても魅力がアップします。ぜひ一度試してほしいアイシャドウです」(日熊さん)