最初は、「キモいって言ってくれたぁ〜〜(笑)」っていう、スタンスでいくんです。

でも、慣れてきたら「キモいって、誰に向かって言ってんの!!」みたいになって。そうすると、「またまた〜。こんなときだけ先輩ぶるんだからぁ」とか、どんどん皆に言われたり。それがまたいいコミュニケーションになったりするんです(笑)

ーー佐江ちゃんのこういう接し方って、AKB48に入ってから、特に意識するようになったんですか?

本当に昔から、後輩が好きだったんですよね。年が1つ下でも、“後輩”と思った瞬間に、“かわいいぃぃーーッ。仲良くなりたい! ”って思っちゃう。それは、小学生の頃から変わらないです。

でも、48グループに入ってからは、これから一緒にやっていく子たちに、ただそういうふうに接していてもダメなんです。

そう思って、“キモい”とか“キラい”って言ってもらえることから、してみようっていう感覚になっていったかな。

昔はただ、“後輩に好かれたい”っていう気持ちがあったから、“好き”という感じだったけど。48グループに入って、だんだん後輩が増えていく中で、自然と今の私のスタンスができあがってきた感じです。

ーーそういうスタンスでいると、後輩からの相談も増えてきたりしますか? 例えば、トラブルが起きそうな前に、相談があったり。

相談してくれる子も、SKE48ではやっとできたなっていう感じはします。

バックナンバー