道産ニンニクと国産アンチョビを使っているのが、
ノースファームストックの「北海道バーニャカウダ」です。120g入り735円。


瓶から適量のソースを取り出し、バーニャカウダ・ポットの鍋に入れる。
これをロウソクの炎で温めながら、野菜をつけて食べます。
ロウソクの熱源ではなかなか熱くならないので、
電子レンジで一度軽く温めたほうがいいかもしれません。
野菜の他、ポテトサラダにかけたり、豆腐にのせてもおいしいそうです。


ノースファームストックは、本社が北海道岩見沢市にあるだけに
北海道産の食材を使用した製品を数多く手がけています。
そのひとつが「北海道野菜のディップ」です。
いろいろなディップを作っていますが、
ブロッコリーとわさびで作ったディップが私のお気に入り。
ピリっとしたわさびが野菜の味を引き立ててくれます。
このディップを野菜につけてもけっこういけます。

話が脱線しました。
イタリアの食材やワインのインポーター、モンテ物産が販売しているのが、
「バーニャカウダソース」です。
100g入り705円。


レトルトパウチに入っているので袋のまま、沸騰した湯で1分ほど温める。
これがあれば野菜がたっぷりと愉しめます。
パッケージには「2~3名分」とありますが、
「ちょっと多いかあ」と思ったら、少量を小鍋で温めたほうが経済的です。
野菜好きな貴方なら、ひと袋ぐらい使いきってしまうかもしれません。
モンテ物産の直営ショップ、イタリアンショップPiccoで販売しています。

少人数で食べるなら、無印良品の「バーニャカウダの素」をおすすめします。
80g入り210円。


40g入りが2袋入っているので、一度で使い切るには最適です。
別途、オリーブオイルと生クリーム(共に40cc)を用意してください。
小鍋にバーニャカウダの素の他、オリーブオイルと生クリームを入れ、
かき混ぜながら、軽く温める。これで出来上がり。

バーニャカウダは野菜のオイルフォンデュです。
ニンニクを使っていますが、牛乳で煮込むことでニンニクの香りをおさえています。
ドレッシングで食べる野菜とはひと味違う食感と風味を愉しめるのが、
バーニャカウダの魅力です。
ワイングラス片手に、思う存分春野菜を愉しんでください。

東京五輪開催前の3歳の時、亀戸天神の側にあった田久保精肉店のコロッケと出会い、食に目覚める。以来コロッケの買い食いに明け暮れる人生を謳歌。主な著書に『平翠軒のうまいもの帳』、『自家菜園のあるレストラン』、『一流シェフの味を10分で作る! 男の料理』などの他、『笠原将弘のおやつまみ』の企画・構成を担当。