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国民的人気アニメ「ドラえもん」といえば、ドラえもん・のび太・スネ夫・ジャイアン・しずかちゃんの5人で、冒険に出掛けるストーリーが多いですよね。その仲間の中で紅一点なのが、いわずもがなヒロインであるしずかちゃん。
映画版「ドラえもん」などで特によくわかるのですが、しずかちゃんのヒロイン力は、物語の中でもいつも重要な役割を果たしています。
今回は、そんなしずかちゃんのヒロイン力を4つに分けてご紹介します。
どんなときでも女性らしさをわすれない“女子力”
まず、しずかちゃんといえば思い浮かぶのは“大のお風呂好き”。
小学5年生で、1日3回お風呂に入るというキレイ好きです。
お昼時や夕食前にシャワーを浴びている姿は、アニメの中でよく見かけられますが、映画版では、とんでもない状況でもお風呂に入るのを忘れないしずかちゃんを見ることができます。
「ドラえもん のび太のドラビアンナイト」(1991年公開)では、しずかちゃんは奴隷として商人に買われてしまいます。商人に鎖でつながれ、砂漠を延々と歩き続けます。
そんな中で、しずかちゃんはなんとか逃げ出そうと商人に「水浴びをさせてほしい」と依頼し、習慣であるお風呂の代わりに、近くにあるオアシスで水浴びをします。
この水浴びの時、商人はつないでいた鎖を外さざるを得ず、また水浴びの際も監視しておくことはできません。この水浴びを利用して、しずかちゃんは商人から逃げ出すことに成功するのです。このアイデアは、きっとお風呂好きのしずかちゃんでないと思いつかなかったことでしょう。そして、きっと本当にお風呂に入りたかったのでしょうね。
「ドラえもん のび太と銀河超特急」(1996年公開)でも、しずかちゃんはお風呂に入りたいばかりに、宇宙旅行を中断して度々どこでもドアで家に帰り、シャワーを浴びてからまた宇宙に戻ってくる姿が見られます。よっぽどキレイ好きなしずかちゃん、いつも清潔できっといい香りもしている“女子力高めな女子”なのでしょうね。