きれいなお肌は女子の憧れ。できれば“すっぴん自慢”したい! でも、毎日念入りにスキンケアしても、なぜか荒れる一方……そんな悩みを持つ女子は多いですよね。もしかしたら、その肌荒れの原因は、スキンケアが間違っているからかも。

今回は、知らずにやっている、お肌を老化させる怖いスキンケア習慣をご紹介します。

自分の肌のこと、ほんとに知ってる?

まず、みなさんは、自分の肌のことを本当に理解していますか? 皮膚科サザンガーデンクリニックの松本先生は「思い込みで、間違ったスキンケアしている人がとても多い」と言います。そして、その思い込みが、肌荒れを招いている可能性があるとか。

例えば、ニキビ肌について。私も、10代の頃はニキビに悩んだタイプ。「ニキビができるから、私はオイリー肌」だと思い、洗顔を欠かさず「肌から脂を排除しなくちゃ」なんて思っていました。

でも、この過剰な皮脂の排除が、ニキビを悪化させていたなんて……。「肌の乾燥は、ニキビを悪化させるもと」と松本先生は言います。ニキビ肌の人は、肌の水分と皮脂のバランスが崩れていることが多いので、クリームを使って保湿することが大切なのです。ニキビ肌だから、必死に洗顔をしていた人も多いのでは? その習慣、NGです。

お肌は触らないのがいちばん!?

また、きれいな肌を保つのと同時に、女子が気にしているのが肌のたるみやシワ。たるみやシワを改善するために、リフトアップのマッサージやシワ伸ばしと称して、お肌に圧力をかけていませんか? これも、美肌のためにはNGです。このマッサージも、実は肌を老化させる原因になってしまうんです。

松本先生は肌荒れを起こさないために「お肌に触って欲しくないくらい」と言うほど。それほど、肌は摩擦に敏感なんですね。

ですから、まず、グイグイとリフトアップのマッサージはNG。肌が垂れるのが怖くて、必死に引っ張ると、肌の表面に負担がかかり、シワの原因になるそうです。

また、ゴシゴシ力を入れて洗顔しないこと! ファンデーションを肌に残したくないからと、力をいれて洗顔すると、肌に強度の負担をかけてしまうことに。とにかく、刺激はNGです。