そろそろ紫外線が強くなる季節。でも「まだ夏じゃないから、そんなに気にしていない」とUVケアを疎かにしている女子も少なくないのでは。そのスタンスで肌は大丈夫!?

今回は「ズボラ女子」と自称するウレぴあ編集部女子&女子ライターの3名が、美の殿堂とも言うべき資生堂ヘルスケア事業部の木下直美さんに肌をチェックしていただき、正しいUV対策方法を教わってきました。
 

左から、ライターN、ライター池田、編集部T。 撮影:小林裕和

30年間日やけ止めを塗ったことがない……それってマズくない!?

ズボラ女子3人が自己申告する肌状態&ケア方法は以下のとおり。ズボラ感が伝わってきます……。

●ライターN
29歳。インナードライ肌。メーククレンジングと洗顔料、化粧水は使っている。乳液の代わりに椿油をつけて保湿する、というこだわりも。生活リズムが日々バラバラなのが肌ダメージにつながっている気がしている。メークは拭き取りシートで落として、そのまま寝落ちすることも稀にある。日やけ止めは夏場(5月頃〜)には塗るが、春先や秋など日差しが厳しくない季節にはサボりがち。

●ライター池田
28歳。普通肌。どんなに遅く帰宅しても、入浴しメークを完璧に落として寝るのがマイルール。朝は化粧水と乳液、夜はそれらに美容液も加えて、保湿も心がけている(つもり)。すっぴんで近所に出かけるときは、日やけ止めを塗らず、マスクをつけるのみという面倒くさがり屋。ベランダで洗濯物を干すときにも、短時間だからと日やけ止めは塗らない。

●編集部T
30歳。敏感肌&乾燥肌。メークするのは年3〜4回。デイリーケアは洗顔料、化粧水、クリームを使う程度。日やけ止めをこれまで一度も塗ったことがない。仕事柄、外に出かける機会も多いが、サングラスや帽子をかぶることもない。「ここ10年くらい乾燥しているかなぁ……」と意識はあるものの、対策はせず放置している状態。

三者三様でズボラなケアを続けてきた3人の肌は、肌の曲がり角と呼ばれる20代後半を経てアラサーに突入した今、どんな状況になっているのでしょうか。肌測定機器を使って顔を中心に確認してもらいました。
 

一見トラブルなし肌だけど……シミのもと「メラニン」が蓄積してた!

メークを落とした後の肌(今回は頬周り)に機器を当てると、肌のキメや水分量、メラニンや肌色状態などがすぐに確認されます。どんな結果が出るのやら、3人ともドキドキ……。画面を見せながら、木下さんがひとりひとりに説明してくれました。

拡大された自分の肌の映像と結果にドキドキを隠せません。