風邪のシーズン、到来!インフルエンザも流行っており、欠勤者が続出している職場もあるようです。

仕事を休むほどではないけれど、風邪をひいたまま出勤しなくてはならない。そんな状況も多々ありますよね。

そんなとき、周囲に気を遣わせないよう、風邪ならではのビジネスマナーを心得ておきましょう。

1.身内だけのオフィスなら、マスク着用は必須

同じ会社の社員など、身内だけが仕事をしているオフィスなら、必ずマスクを着用しましょう。

マスクをしないで咳やくしゃみをした際、ウイルスが飛ぶ距離は、何と2mから3m!自分が原因で職場に風邪が大流行!なんてことになりかねません。周囲にきちんと配慮をしましょう。

2.接客業・営業職などのマスク着用は、ひとこと言葉を添える

接客業や営業など、外部の人と頻繁に接する仕事であれば、できれば顔を見せたほうがいいのが事実。ただし、咳やくしゃみが頻繁に出るのであれば、やはりマスクは着用するべきです。

名刺交換や別れ際など、挨拶をするときだけは顔を見せ、実際に話をする段階でマスクを着用します。

その際に「風邪気味のため、マスクをしたままで失礼します」とひとこと添えるといいでしょう。

3.マスク着用時は、ゆっくり・はっきり話す

マスクを着用時は、普段よりもゆっくりはっきり話すことを心がけましょう。

当然ながら、マスクをすると相手から自分の口元が見えません。人は会話をするとき、音声だけで相手の言葉を理解しているわけではありません、表情や口の動きなど、視覚からも情報を得ているのです。

マスクをすると、この視覚情報が得られなくなってしまいますので、より、はっきりした音声で伝えることが大切です。

また、出来ることなら、なるべく大きな笑顔で接しましょう。「目は口ほどに物を言う」ということわざがありますが、満面の笑顔になれば、自然と目じりが下がります。表情を大きくすれば、目元だけでも十分に、笑っていることが伝わるのです。

4.咳をするときは、音をたてないように配慮

咳やくしゃみをするときは、音を立てないよう、最大限に配慮をしてください。

これは単に、ノイズになるということだけではありません。音を立てることによって、周囲の人に気を遣わせてしまうからです。近くにゲホゲホと咳込んでいる人がいれば「大丈夫?」と声をかけたくなるのが人の常。気を遣わせない、というのも大人のマナーです。

たとえマスクをしていたとしても、咳やくしゃみが出そうになったら、ハンカチで口元を押さえてください。できれば唇を閉じたままにしておけば、大きな音になりません。