ヤマノボリに挑戦!
登山とは言っても、「ヤマノススメ」では、女子校生はもちろん、女子中学生も登っていた高尾山。成人男子である我々なら楽勝だろうと登り始めたのですが…。これが思ったよりも勾配がきつい。
張り切って登りだしたものの…
あっという間にこんな感じに。
サカイ「そろそろキツくなってきたな。いいか、ここからが本番だ」
ゴトウ「まだ歩き出して4分なのに、妙にカッコつけたセリフっすね」
すぐに愚痴すら出なくなり、必死の形相で黙々と坂道を登っていく我々。
その横を、慣れているのかお年寄りや家族連れ、小学生とおぼしき面々が鼻歌交じりにあっさりと追い抜いていきます。ちょっと!我々体力なさすぎ!
そんな感じでフラフラになりつつ60分ほどかけて、山の中腹である登山鉄道高尾山駅に到着しました。
名物の三福だんごや天狗焼きを食べて、ひと休みしながらお土産屋さんを覗いてみると…。
ヤマノススメ、めっちゃプッシュされてる!
店頭では、アニメの中にも出てきたムササビのポップも売ってます。これは買わないわけにいきません。
ゴトウ「あの、えと。このポップ、売れてます?」
店主「そうだねー。アニメを見たって人が、みんな買ってくれてますよ」
でしょうね。ううむ、なんかミーハー行為を見透かされたようで妙に恥ずかしい。
まーしかしそれはそれ。ムササビをリュックに着けて、再度出発進行。
道中、「ひっぱり蛸」などの名所を見つつ、高尾山駅からさらに坂道を上がること20分ほどで、次の目的地である薬王院に到着しました。
アニメにも出てきた、霊験あらたかな、非常に大きい寺院です。
いくつかのお堂を参拝していると、ちょっと離れたところに、変わった場所を見つけました。比較的小さめなお堂の周りを、いくつもの石仏が並び囲んでいます。
サカイ「お堂に置かれている“願い石”にペンで願い事と名前を書いて、それを持ったまま周りの石仏を拝み、最後にその石を奉納すると、願い事が叶うらしいぞ」
なるほど。せっかくなんでやってみることに。
代金100円を入れ、石に描いたワタシの願い事はこちら。
ゴトウ「お金とか恋人とか望むのも分かりますが、結局は単純に、一生の間でどれだけ笑顔でいられるかってことが大事なんじゃないですかね。多少の貧乏やトラブルだって、笑って受け止めることさえできれば何とかなるもんですよ」
サカイ「なるほど。悪くない願いだな」
石を奉納し、出発。さて、もうひと頑張りすれば頂上だー!