仕事で、どの会社と取引するかを決めるというような大事な場面。そんな時、人という生き物は結局のところ「相手の見た目」で感覚的にジャッジしてしまうことが多い、という衝撃の調査結果が出ました。

商談の結果は相手の第一印象ですでに決まっている!? というトホホな現実を踏まえ、「人はどうやってパートナー企業や人を選ぶのか」について、探ってみました。

【調査方法】インターネット調査(株式会社FULA(ESSPRIDEグループ)調べ)/有効回答数:400人(仕事で取引先企業を選ぶ立場にある方)/調査実施日:2015年4月28日(火)~2015年4月29日(水)
 

取引先のあの人は、美男or美女であればそれでいい!?

少し目を閉じて想像してみてください。取引先の担当者が、さわやかイケメンだった場合と脂汗メタボおじさんだった場合、どちらに好印象を抱くでしょうか。

実際のところ、「担当者の第一印象が原因で、新規取引先として発注しなかった経験がある?」という問いに対し、「担当者の第一印象で発注しなかった」経験が「ある」と回答した方が45.5%にのぼりました。

ちなみに、女性の回答例を見ると、相手が男性だった場合の第一印象評はかなりシビアなものがあります。

「清潔感がなかった」(27歳女性)
「太っていて不潔感も感じられた」(32歳女性)
「おじさんくさい、ハゲは嫌だった」(24歳女性)
などなど。

このような意見を見ると、仕事ができるかどうかといった最低限のラインはクリアしても、見た目の印象が悪いと、今後付き合いをしていくのが明らかに苦痛なため、苦手なタイプは避けようとする傾向が伺えます。

しかし女という生き物は、思いのほか残酷です。あくまで仕事上の関係であって、恋愛対象でもなんでもない相手でも、不潔・デブ・オヤジなどの不快感を覚える人に対しては、はっきりと「お断り!」の印籠を突きつけるのです(涙)

とはいいつつ筆者もサラリーマン時代、紳士でイケメンの取引先の人に対しては、こちらも女子としての緊張感を持って接し、明らかに優遇した記憶がありますw

逆に、仕事もできない、話も通じない、見た目もサイアクな人には電話の対応すらぞんざいだったような…。本当はよくないんですけどね。でも人は仕事のできる清潔感ある人に好感を持つものなのです。やはり第一印象は、あなどれません!