白担々麺にときめく

中華街の白い○○。続いては重慶飯店本館の裏メニュー「白担々麺」を食べるべく突撃。

1959(昭和34)年開業の老舗、重慶飯店本館。名店の裏メニューって・・・シュワッチ!!

中へ入ると、どのテーブルもきれいにセッティングされていて麗しい。

ナプキンをバラのようにふわっとさせるのって、どうやるんだろう。さすが名店。

エレガントな店内で、洗礼された四川料理をいただける重慶飯店本館。キニナル「白担々麺」とは、どんなお料理なのでしょうか。

料理長の鈴木さんと、支配人の松本さんにお話を伺った。

白担々麺が裏メニューとなったのは約8年前。鈴木さんの前の料理長の時に誕生した。「もともとは従業員の賄いメニューでした。あるもので簡単に作れる、シンプルなものなので。それが評判になり、お客様にもお出ししたのがはじまりでした」と鈴木さん。

その後口コミで評判が広がり、今でもメニューにはない、知る人ぞ知る一品となった。そんなに人気なら、定番メニューにすればよいのでは、との意見があったそうだが鈴木さんはこう答える。

「“白担々麺”が食べたい方に召し上がってほしいので敢えて定番にはしていません。時期によって、おすすめメニューとして出すことはありますが、口コミで広がったということを大切にしています。また、普通の料理と違って、調味料を作り置きすることが難しいのです」

あえて表に出されない、幻の「白担々麺」。一体どんなものなのでしょうか。