彼が言うロマンチックな言葉。うっとりしたり、甘い気分になったり、「私もそう思ってる」と納得させられたり。不思議な力がありますね。

でも忘れないで。恋愛はロマンチックなことばかりではなく、リアルな関係だということを。

つまり、そのロマンチックな言葉にはなにか意味があるのです。甘い言葉に変換して彼は本音を言っているときがあります。

また、あなたを意のままに動かそうと考えているかも。

そのロマンチックな言葉、ズルい言葉かもしれませんよ。

ホントはロマンチックじゃない「男のズルい言葉」

1.「もっと早く出会いたかった」

「もっと早く出会いたかった。そうすれば恋人になれた」は、セカンドの関係、不倫などでよく使われますね。「遅かった出会いが悪い」ということ。

そう言っておけば、恋人にならなくてもずっとあいまいな関係を続けられるのです。

この言葉を言うことによって、男性の罪悪感がなくなり、女性に「恋人ではないけど、でもこのまま続けようかな」と受け入れさせることができる……と、とても便利なのです。

本気の愛なら出会った順番は関係なく、相手と別れてあなたのもとに来ます。

2.「待っていてほしい」

「4月まで」「今年の春まで」とはっきりとした期限がない場合は、意味のないその場限りの言葉です。

人は相手を待たせていることに負い目を感じます。遅刻しているのにゆっくりする人はいないでしょう。急いで走りますよね?ですから本気で待っていてほしいとは思っていないのです。待たせるとしても短期間のはず。

これは、引っぱるための言葉。普通の感覚なら「いつになるか分からないから、待たないでくれ」と言うでしょう。

「待ちすぎておばさんになっちゃった」なんてことにならないようにしましょう。