みずほ銀行 公式サイトより

個人向け国債か投資信託をちょっと買ってみる

みずほマイレージクラブの、他行振込手数料を月4回まで無料にするための条件は「資産運用商品(投資信託[MMF・MRFなどを除く]・金銭信託・外貨預金[特約付き定期預金を含む]・公共債・株式など)の月末残高があるお客さま」とホームページには書かれています。

ポイントは「●●万円以上」と書かれていないことで、金額はいくらでもいい、ということです。つまり1万円でもいいわけです。

この選択肢の中では「個人向け国債」か「投資信託」を買ってみるといいでしょう。

個人向け国債は銀行の定期預金金利より高く、安全性で銀行の預金に劣ることはありませんので、有利な預け先の一つになります。直近の10年もの変動債は0.26%の利回りですが、銀行の10年定期預金が0.10%くらいであり、かなりの高利回りです。

投資信託については元本割れする可能性がありますが、株価の上昇などに応じて大きく増えるチャンスもあります。「日本株だけで運用するもの」か「国内外に分散投資するもの」を最初は買ってみましょう。i-mizuhoシリーズが手数料が低めでいいと思います。

なお、みずほ銀行で住宅ローンを組んでいる人も対象になりますので、この場合は投資信託を買わなくてもOKです。

投資信託や個人向け国債を購入するためには、証券口座・公共債口座が必要になるため、書類のやりとりが生じることがありますが、そこはぐっとガマンです。ぜひ「最強口座」にしてみてください。

振込手数料無料をフル活用し、みずほ銀行をお金の「司令塔」にする

なんとか、みずほ銀行を「他行振込手数料 月4回無料」にアップグレードできたら、ここを司令塔にして、お金の流れをすべてオンラインで作ることができます。
イメージとしては、

【パターン1】
みずほ銀行(給与振込口座/クレジット等引き落とし口座)
 →ネットバンク1「日常生活資金口座」
 →セカンドバンク「臨時出費プール口座」
 →ネットバンク2「貯蓄専用口座」
 →家賃の振込(無料)

【パターン2】
みずほ銀行(給与振込口座/日常生活資金口座)
 →メガバンク「クレジット等引き落とし口座」
 →セカンドバンク「臨時出費プール口座」
 →ネットバンク「貯蓄専用口座」
 →家賃の振込(無料)

というような感じです。
このように、お金の目的に応じて効率的にお金を移しても、手数料がまったくかからなくなるのです。これがもし、1件ごとに432円かかっていたら、毎月1700円もかかってしまうことになります。

お金を貯めたいのであれば、「日常使うお金がある口座」と「残しておくお金のある口座」は別にしておくことが有効です。いつもの口座から生活費を下ろすとき、使ってはいけないお金の残高が混じっていてはついつい使いすぎてしまいます。

しかし、今まではお金を移すことが面倒で、ついサボってしまい、結果としてお金をずるずる使ってしまいました。「みずほ銀行最強口座」により、そうしたお金の流れを銀行に行かずに完結できるようになるのです。

手間さえ面倒でないなら、みずほ銀行のATMに出かけて出金し、他行のATMがあるところまで歩いて行って入金をすれば無料でお金を移すことはできます。しかし時間もかかり面倒です。だからサボってしまいますし、サボればお金は永遠に貯まりません。無料かつオンラインで完結できるからお金の管理はグレードアップできます。