後半戦は、変幻自在のアレンジで代表曲のつるべ打ち!
そして、ためにためて披露されたのが『光のシュプール』。Negiccoの代表曲のひとつになった感がありますね。真冬ソングを真夏に聴くのもオツなもの。次から次に多彩なアレンジで楽曲が披露されるのに、3人のパフォーマンスの安定感は盤石。13年目の貫禄は伊達じゃないですよ。
続いても代表曲のひとつ、『圧倒的なスタイル』。お楽しみのラインダンスタイムは普段の2倍! 後ろの方で会場スタッフさんも笑顔でラインダンスしていたのにはビックリでした(笑)。いや、本当に、この場にいる方全員に愛されているんです、Negicco。
こちらもライブ終盤の定番曲『さよならMusic』は、サブステージ中央でパフォーマンス。バンドサウンドが実にしっくりきています。さらに『ときめきのヘッドライナー』はボイスパーカッションから! このアレンジにもやられました。NEGiBANDはこの素晴らしいライブのもうひとつの主役でしたね。ストレートから変化球まで、全体的なアイディア量がハンパないんですよ。
ライブ本編の最後は、Negiccoを支え続けた作曲家connieさんに捧げられた楽曲『Negiccoから君へ』。この構成に涙したファンの方も多かったのでは?
実は開演前、少しだけconnieさんにご挨拶できたんです。「いろいろな夢をNegiccoが叶えてくれるんですよね」と感慨深げに語っていたconnieさん。でも、Negiccoの夢は、connieさんの存在なくしては実現しえないもの。これからも、ずっとNegiccoを支えてくださいね!
アンコールでは、まさかの田島貴男氏登場で会場大興奮!
ここからはアンコールへ。「アンコール!ネギ!」のコールはお約束ながら、会場が大きすぎて最初の何回かが揃わなかったのが、なんだか逆に感慨深かったです。会場全体が緑色のライトに照らされながら、Negiccoの面々を待ち構えます。
Tシャツに着替えて再登場したNegiccoの3人。そして迎え入れたのは、なんとオリジナルラブ田島貴男さん! サブステージ中央でネギライトを持って「コンニチネギネギ!」と盛り上げまくる姿には驚愕のひと言。そして盛り上がりまくる野音は、この日最高のボルテージ!
「テンション? テンション? テンション高いですかっ!! テンション貴男ですっ!」「そこのお嬢さんたち!」「ニイガタガタガタッッ!」ファンキーすぎて、なんだか、映画『ブルースブラザース』に登場したジェームス・ブラウンを見てるみたいな感覚…。まさしくジャパニーズソウル・マン!
もちろん田島貴男さんが登場したということは、この曲しかないでしょう『サンシャイン日本海』。会場全体で「日本海へ~連れて行って~♪」と歌う楽しさは無限大です。アイドルがステキな歌を唄って、バックを素晴らしいミュージシャンが固めて、それを会場のみんなが楽しめる、こんな素敵なことはないと思います。田島さん、楽しくも熱い時間をありがとうございました!