8/22~9/6までZeppブルーシアター六本木で行われる舞台『転校生』。『幕が上がる』ではももいろクローバーZを見事「女優」にした本広氏。今回は本広氏への単独インタビューと『転校生』キャスト6名の「女子高」トークを決行した。
オーディションではみんなに平等にチャンスを与えた
――今日は通し稽古を見せていただきましたが、私は女子高出身なので懐かしかったですし、リアルな女子高を見ているようでした。
本広克行(以下「本広」):そういう風に見てもらえたらうれしいですね。
――ところで今回の舞台『転校生』はオーディションで1474人の中から21人を選ぶ、というところから始まったわけですが、オーディションのポイントはどういうところにあったんですか?
本広:まず芝居ができるというのは当たり前なんですが、うまいというより個性的な芝居ができる子を選びました。あとは協調性ですね。自分だけうまければいい、という人ではなく、みんなで一緒に芝居を作れる人というのがポイントでした。
――他にもありますか?
本広:あと、最初の書類選考では写真がブレてたり、あまり上手とは言えない字の書類をつけてくる子がいたりもしましたが、それで落とすのではなく、チャンスを与えようと思ってとりあえず呼び、結局合格した子もいますよ。今回はみんなにチャンスがあるように、最初から自分で見て平等に確認しました。
関連記事