そうですね…。
あ、そういえば、才加(秋元才加)と優子(大島優子)のときは特別だったかな。。

それでも、才加の卒業のときも、“いなくなったら不安”っていうのはなかったですね。そのときは、優子も才加も、同じチームにいなかったから、そう思えたのかな。私はそのとき、チームKじゃなかったから。

“ずっと隣にいた2人がいなくなっていく”と思ったら、“これからこのチームを、どうやって引っ張っていけばいいんだろう”っていう不安で、悲しい涙をいっぱい流しちゃったかもしれません。

とは言っても、優子のときは、悲しくて、いっぱい泣いちゃったけど。。

うーん…。でもやっぱり、2人の卒業のときも“おめでとう”っていう気持ちだった。卒業に対する考えが変わったのは、才加の卒業くらいからかな。自分がSNH48に行ってからですね。AKB48を離れてから。

ーー才加ちゃんの卒業のとき、「ミラチャイ」連載は、すでに始まっていました。確かに“さびしい”という感じでは、佐江ちゃんは話していなかったように思います。

一緒に過ごせば過ごすほど、もっと思い出も増えるかもしれません。でも、もう山ほど思い出はあるし、彼女がやるべきことをやってきたのも見ていたし。それに、アイドルでいることが、彼女の重荷になり始めているのも、一緒にいて感じていました。

だから、心友としても、メンバーとしても“解放してあげたい”って思ったんです。卒業発表は、朝、ママにたたき起されて知ったんですよ。

“えっ!?”っていう感じだったけど、“言ったんだね”っていう感覚だったし、 優子のときも、もちろん、年末の紅白歌合戦で発表するって知っていたから。優子のときは、ドキドキしましたけどね。やっぱり、特別だったから。

他にも、ともちん(板野友美)とか、篠田麻里子ちゃんとか。つい最近だと川栄(川栄李奈)の卒業を見てきました。それでも、やっぱりさびしいというより、“同じステージに上がれてよかったな”って、思えました。

ーー明日は、倉持明日香ちゃんの卒業公演もありますね。(編集部註:取材日は8/16 )

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