平日の昼間に働くママは、幼稚園や保育園の行事には、なかなか参加しにくいのが現実です。

そこで、ポイントを押さえて参加する方法や、何に特化して参加すればいいのかを、ベビーシッターのマッチングサイト「キッズライン」の採用・企画を務め、自身もママであるマツダエリさんに聞いてみました。

マツダさん自身の園の行事参加事情も教えてくれましたよ。

これから子どもが園に入園するというママや、これから働きに出るというママは、ぜひチェックしてみてくださいね。

働くママの行事参加事情

働くママが、幼稚園や保育園の行事すべてに参加するのはむずかしいという声は、よく聞かれます。これについて、マツダさんはどんな意見を持っているのでしょうか。

マツダエリさん(以下、マツダ)「園の行事は、どれもまたとない機会ですし、不参加となると何よりお子さんが悲しむと思いますので、全力で参加することをおすすめしたいです」

マツダさんは、2歳の娘さんを持つママ。今は2人目を妊娠中で、働きながら2歳のお子さんを育ててきました。今2歳の娘さんは保育園に通っているそうですが、マツダさんは園のどんな行事に、どのくらい参加しているのでしょうか?

マツダ「娘を通わせている保育園の母体の会社が、幼稚園やイングリッシュスクールも運営しているため、周りの園と比較すると行事が多いように感じています。

今までにピクニック3回、懇談会2回、運動会、ハロウィンパーティー、クリスマス会、ダンスお披露目会が開催されました。

保育園に通わせた初年度でしたし、保護者が欠席する家庭はない様子だったので、事前にスケジュールを確保して参加しています。今のところ皆勤賞です!」

園の行事にできるだけ参加する方法

皆勤賞とは驚き! そこでマツダさんに、働くママが園の行事にできるだけ参加する方法を挙げてもらいました。

1.数ヶ月前から有休申請する

マツダ「まず、入園前に口コミ系のサイトで行事の少ない園を探したり、入園希望の園の行事の開催日を確認したりして、事前に情報収集します。

夫婦共働きで、土日なら参加可能なら、土日に行事が多い園を見つけるのもおすすめです。

とにかく事前に園の年間スケジュールを把握し、数ヶ月前から職場に有休申請します。

急な申請は職場に迷惑になることから、それを避けるために、前もって行動するのをおすすめします」

2.働くママの多い職場で働く

マツダ「最近では、お子さんのイベント用の有給休暇を設けている職場も増えてきているように感じます。もしもプレママ、これから妊娠をという方がいれば、働くママの多い職場への異動を検討するのもいいかもしれません。

やはり前例があると上長も対応がしやすいと思いますし、職場の理解を得られやすいと思います」