好きな人と付き合えることは、幸せなことです。

そんな「好き」という感情は、魔法の薬のような効果があります。ちょっと彼に嫌なことをされても、ちょっとキツイ言葉を言われても「でも好きだから」で帳消しにできてしまうのではないでしょうか。

ですが、交際が長期間に及び、同棲や結婚に発展していくことを考えてみてください。……その人は、本当にあなたと合う人でしょうか?傷は、早めに対処した方が治りやすいです!

ですので今回は、実は彼が“合わない人”ということを暗に教えてくれるサインをご紹介していきます。

1:タイミングが合わない

ごはんの約束が決まらなかったり、同じタイミングでお互いが電話をかけていて繋がらなかったりしませんか?

お互いに仕事やプライベートの都合がありますから、タイミングが合わないのは仕方ないことです。ですが、それが続いてしまい、2週間、3週間と会えない。しかも、お互いに好き合っているにもかかわらず、です。

そういう状態に陥っているのは、彼とあなたが本質的に合っていないから。「今はこの人じゃないんだよ」というサインでもあり、「あなたと彼はうまくいかないよ」というサインでもあるのです。

よくよく考えてみてください。お互いに調整して1週間後にごはんを食べに行く約束をしたとします。本当に相手のことが好きなのであれば、ドタキャンしないように仕事などの予定を必死に調整するはずです。にもかかわらず「ゴメン、どうしても抜けられない仕事が……」と言われたら? それが1度ならず、何度か続いたら?

その人と一緒にいて幸せになれるかどうか、一度考えてみてもいいかもしれません。

2:ちっちゃな「こうしてほしい」をしてくれない

彼は、あなたにとっての“ちっちゃな「こうしてほしい」”をしてくれていますか?

“玄関では靴を揃えてほしい”とか、“起きたら布団を畳んで押し入れに片付けてほしい”みたいなレベルのことです。指摘するほどでもないけれど、めっちゃくちゃ直してほしいわけではないけれど、実はめっちゃ気になる。そんなことです。

人は、ちっちゃな習慣の塊です。これまで生きてきて培ってきた、様々な習慣を「当たり前」と思って生きている節があります。そのため、自身と違う習慣を持っている人に出会った場合、指摘して直してもらうか、妥協して相手に合わせるかの2択を迫られます。ここを上手に調整できないときに、ケンカに発展します。

ですから、できるだけケンカして、しこりが残るような別れとなる前に「この人とは合わないかもしれない」と判断できたらベストですよね。

もし、彼がちっちゃな「こうしてほしい」をしてくれないのであれば、あなたと基本的な価値観がズレている可能性があります。ちっちゃなことですが、付き合いが長くなっていくとどんどん積み重なっていきます。どんどん彼と自分の価値観のズレが浮き彫りになっていき、ケンカに発展してしまいます。

また、あなたの要望を汲み取れてない&気づけていない彼は、仕事ができない可能性も考えられます。仕事できる男性は、気遣い力がすごいです。だからあなたの「本当はこうしてほしいのにな……」という空気を察知して、意見を聞こうとしてくれます。それが出来ていないわけですから……。

本当にその人と長く付き合っていくべきなのか、考えてみてくださいね。