ママにおすすめ!鉄板コーデ2選

カジュアルなコーデでも、「足元」「耳元」「リップ」の3点に気を遣うことで、より垢抜けたおしゃれな印象になるとのこと。誰にでも簡単に実践できるセオリーなので、さっそく取り入れたいですね。

では、洋服そのものはどんなものを選べば、よりおしゃれに見えるのでしょうか?塩見さんおすすめのコーデも教えていただきました。

1.間違いなく可愛い!「スウェット&フレアスカート」コーデ

©Yasue Shiomi

春になると履きたくなるのが、ふんわり軽やかなスカート。トレンドのオーバーサイズのスウェットにフレアスカートを合わせたコーデは、カジュアルながら、今っぽくて誰が着てもおしゃれに見える鉄板コーデなのだとか。脚さばきがよく動きやすさも抜群です!

塩見「ロゴ入りのスウェットだと、コーデがピリッと引き締まりますし、無地のスウェットを選ぶと、より大人っぽく着こなせます。

昔着ていたスウェットを再活用する場合は、サイズ感に注意を。体にぴったりしたサイズよりは、メンズサイズくらいゆったりしたものをおすすめします。

フレアスカートの色は、ヴィヴィッドカラーでもモノトーンでも、好きな色でかまいません。ママに適したスカート丈は、好みや身長にもよりますが、膝下かそれより長いもの。今のトレンドは、足首が見える程度のロング丈です。

一口にフレアスカートと言っても、プリーツがあるもの、無地、花柄などさまざまなタイプがあるので、"履くだけでウキウキするお気に入りの一枚"を探すのも楽しいですよ!」

2.気になる下半身太りをカバー。「シャツワンピ&レギンス」コーデ

©Yasue Shiomi

産後のママや下半身太りが気になり始めたママにぴったりなのが、シャツワンピースとレギンスの組み合わせ。体型カバーもできて、トレンド感もあるコーデだといいます。

塩見「今は、膝下かそれより下の長め丈のシャツワンピが流行しています。お尻が隠れる上に、タテのラインが強調されるので、すっきりして見えますよ。子育て世代のママは、爽やかな白の無地のコットン生地やブルー系のストライプ柄を選ぶと、着回しやすいと思います。

ほどよく大人っぽくきちんと感があるシャツワンピは、保育園・幼稚園、学校の行事など、スーツを着るほどではないオフィシャルな場にも使えます。

動きやすくて脚を隠せるレギンスが流行っているのも、ママにはうれしいですね。下半身の体型が気になる人には、裾にスリットが入ったブラックのレギンスがおすすめです。

よりトレンドを楽しみたい方は、白のシャツワンピにアイボリーやベージュのレギンスを合わせて、オールホワイトのコーデにチャレンジしてみては?」

以上、ライフ&ファッションスタイリストの塩見やすえさんに、ママカジュアルをワンランクおしゃれに見せるセオリーと、おすすめのコーデを教えてもらいました。

ちなみに上の写真は、塩見さん自身がおすすめコーデを身につけた姿。どちらの写真でも、前ページで紹介した「3つのセオリー」を実践しているそう。

そのおかげで、シンプルなカジュアルコーデがぐっとおしゃれで大人っぽい雰囲気になっています。こんなコーデなら、子どもたちや周囲の人に「いつもおしゃれなママ」と思ってもらえそうですよね。

子育て中のママは、忙しすぎる毎日を過ごす中で、ファッションの楽しみから遠ざかってしまうこともあります。子どもと過ごす生活では、動きやすさ、ラクチンさが第一ですが、できるところから、おしゃれやキレイを取り戻していきたいですね。

【取材協力】塩見やすえさん

life&fashion LABO®︎ チーフ公認スタイリスト。自身が産後悩んだ経験から、『毎朝、服に迷わない』の著者であるスタイリスト山本あきこさんに師事し、ファッションを基礎から理論的に学ぶ。“ファッションカレッジ”の講師を担当。

プチプラを取り入れながら、”ペタンコ靴でもおしゃれになれるファッション” を得意とし、ショッピング同行や、『ペタンコ靴でもおしゃれになれる3ヶ月プログラム』を主宰。「毎日が楽しくなった」「自分に自信が持てるようになった」と好評を得ている。

プライベートでは5歳、8歳2児の母。Blog:ママが幸せならこどもも幸せ。~横浜158センチママ・自分を楽しむファッションコーデ~、Instagram:yasue_shiomi158cmで、ペタンコ靴でもおしゃれになれるコーデや母としての想いを発信。

京都在住ライター。私大文学部を卒業し、会社勤めを経てフリーライターに。東京都内で活動した後に、京都市左京区に引っ越し出産。その後は京都で子育てをしながらライター業を続ける。インタビュー・取材記事をはじめ、カルチャー、ヘルスケア、生活などのジャンルで幅広く執筆。