48グループは、コンサートでもなかなかフルサイズで歌って踊ることがないんです。“2分半”という言い方をしているんですが、歌番組でやる“1番だけ”というテレビサイズの長さで、コンサートでもその長さで歌うことが多いから。

今回、玲奈が“シングル曲を何曲か、フルサイズでメドレーをやろう”って、セットリストに入れてくれたんです。2番の振りは知らない曲ばっかりだったので、それを覚えたりするのに、手こずったりしたけど(汗)

でも、“緊張感があるコンサートの方が楽しいな”と思うんです。

余裕のようなものも見せられる部分もあるんですが、“間違えないようにしなきゃ”っていう、緊張感のあるコンサートの方が、“私は好きかも”って。今回、改めて思いました。

SKE48の曲で私が自信のある曲は、自分が入らせてもらったシングル曲以外、振り起こしをした曲しかないので、全曲に対してまだ不安があるんです。パフォーマンスのすべてにおいて。。 だからSKE48のライブは毎回ちょっと緊張しちゃうんです。

SKE48単体で、大きい場所でやらせていただいたのが、私としても初めてだったので、とってもいい緊張感を持たせてもらえました。AKB48のときには、持たなかった緊張感というか。

ーー緊張感があった方が、逆に、いいパフォーマンスを生むということはありますか?

何て言うんだろう…。初々しさが出せるというか。でも、“緊張の中で、どれだけ自分らしさを出せるか”っていうチャレンジ心もあったりするんです。本当は余裕がないのに。でも、それが楽しく思えたり。

ーー“楽しむ”という言葉は、佐江ちゃんの発言の中で、最近よく見かけるような気がします。

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