3. “親の介護目当て”と思われそうで……

「実家が県外の田舎にあって、両親が2人で住んでいます。

俺は一人っ子だからいずれ面倒をみることになると思うんだけど、それを前提に結婚してくれる相手なんかいるのかなって心配です。

婚活パーティーに行ったことがあるのですが、『夫の親の介護はイヤ』って女性が多くて、俺がアプローチしてもそう思われるんだろうなって。

両親からは結婚を急かされるけど、こんなことは話せません」(41歳/人事)

年齢が上がってくると、気になるのが両親や自分の老後について。

自分のことは何とかなるとしても、先に老いていく親のことは、介護などを考えると結婚も無関係とはいえなくなります。

「親の介護を押し付けたくて結婚したがっている」と思われるなんて、不本意ですよね。

「俺は結婚相手の両親のことだって一緒に考えたいんだけど、結婚の話と同時に親の介護の話題なんて、女性に嫌がられそう」と不安になると、アプローチもためらってしまいます。

「35歳を超えても独身」は男女問わず珍しくないのが現代ですが、結婚について焦っても現実を見ると悲観的になってしまう人が多いように感じます。

誠実な男性ほど結婚相手を大切にしようと思いますが、それをかなえられる力がないとどうしても積極的にはなれないのですね。

ですが、不安なのは女性も同じです。自分を過小評価するのではなく、同じ価値観の人と出会えることを諦めずにいてほしいと思います。

プロフィール:37歳で出産、1児の母。 これまで多くの女性の悩みを聞いてきた実績を活かし、 復縁や不倫など、恋愛系コラムライターとして活躍中。「幸せは自分で決める」がモットーです。ブログ:Parallel Line