4. 子どもが甘えたいときはたっぷり甘えさせてあげる

「私(ボク)は本当にママから愛されているの?」という不安が、「ママから離れたくない!」という感情を引き起こしている場合も多いようです。

親からの愛情を日ごろから感じており、甘えさせてもらっている子は、親の愛情に不安を感じることはありません。

「ママは自分を心から愛してくれている」「ママが笑顔で自分の帰りを待ってくれている」ということを確信できていると、外の世界にも安心して飛び込んでいけるものです。

子どもがママからの愛情に不安を感じることが少なくなるよう、家で2人きりのときなどは、思い切り甘えさせてあげましょう。

抱っこやハグ、絵本を一緒に読んだり子どもの遊びに付き合ってあげること、そして「愛しているよ」「かわいいね」という言葉かけは、子どもに安心感を与えます。

親離れは、親への安心感、そして信頼感があって成り立つものなのです。

5.ママも外の世界を楽しむ

子どもに外の世界を楽しんでほしいなら、ママ自身も外の世界を楽しむことも大切です。

ママが家庭以外の場所でイキイキ輝いている姿を見ると、子どもも「外の世界に出ていくことは楽しいんだ」「いろんな人とコミュニケーションを取るって楽しいんだ」と思います。外の世界に希望を抱くことができます。

また、ママが家庭での暮らし以外に自分の能力を発揮できる場、そして楽しみや生きがいを持つことで、1.で述べた、子どもの世界に介入しすぎることも防げます。

子どもを「ママがいないとダメ!」な子にしないためには、ママも子どもの成長とともに、『子離れ』を意識する必要があります。

今日お伝えしたことは、『子離れ』につながることでもあります。「自分に足りないな」と思うことがあれば、ぜひ取り入れてみてください。

3万人を超える人の悩みを解決するコーチ&カウンセラーとして活躍。 2010年、その経験を活かしてコミュニケーション心理スキルを紹介する、コミュニケーションライターとして独立。一般社団法人日本聴き方協会認定シニアインストラクター・認定シニアカウンセラー。 [ブログ]