魚介を使った料理が昔からの看板メニューという、老舗割烹や老舗酒場。2代、3代と引き継がれた、自慢の料理を味わおう。MOOK本『もっとおいしい魚の店 首都圏版』から、選りすぐりの5店をご紹介!
割烹 嶋村(八重洲)
老舗割烹・創業 嘉永3年(1850)
東京の都心で歴史を刻む、名店の日本料理
きんき煮 3500円(税別)
高級魚のきんきを甘辛いだしでふっくらと煮ている。素材の味を殺さず絶妙の仕上がり。
天ぷら盛り合わせ 1500円(税別)
季節の食材を使った軽い歯応えの天ぷら。それぞれの食材の旨みを存分に楽しめる。
江戸時代に仕出しの店として創業し、その後は御用仕出しも務めた老舗。関東では高級魚のきんきの煮付けは、魚そのものの味を活かした絶品。由緒正しい老舗でありながら、昼は気軽に味わえる定食や、上品な趣の弁当も。夜はコースで、ゆっくりと味わいたい。
中央区八重洲1-8-6 嶋村ビル1F 03(3271)9963 11:30~14:00/16:30~22:30 日曜・祝日休 70席 分煙 カード可 予約可 昼目安1000円/夜目安1万円 JRほか東京駅より徒歩約2分
築地酒蔵 信州屋(蒲田)
老舗酒場・創業昭和45年(1970)
気軽に入れる居酒屋で、築地直送の鮮魚を堪能
兵庫県産生カキ酢 680円(税別)
サザエの刺身 680円(税別)
季節料理の生カキは12~2月限定。春にはサワラやカツオ、夏には岩ガキなど、仕入れによってメニューが変わる。
刺身三点盛 2人前980円(税別)
本日の焼魚(ぶりの塩焼) 680円(税別)
バチマグロ・しめサバ・シマアジの3種。しめサバは創業時からの看板メニュー。
魚介は築地から毎日直送されており、冬のカキ、春のサワラなど旬の味を楽しめる。この店の伝統メニューである「しめサバ」は、昆布だしなどで作ったシメ酢を使い、サバのサイズによって微妙に酢や塩の加減を変えるなどのこだわりによって、しっとりした口当たりとなっている。おでんも好評。
大田区西蒲田7-64-8 03(3735)2190 16:00~24:00(LO22:00)、金曜16:00~24:00(LO23:30) 火曜休 25席 喫煙可 カード可 予約可 目安2500~3000円 東急線蒲田駅より徒歩約2分 JR蒲田駅より徒歩約3分