(3)三つ編みを作った根元の結び目を中心に、グルリと巻きながらヘアピンを中心に向かって打っていきます。

ここでポイントです。頭を横から見たときに、三つ編みとポニーテールの土台部分を挟むようにピンを入れると、しっかりと三つ編みが頭の形に沿って密着するため、崩れにくくなるんですよ。

通常のヘアピンで上手くとめられない時は、大きいヘアピンを使ったり、Uピンを使ったり、ヘアピンの指定はないので、やりやすいヘアピンを選んで使ってください(chihoさん)

(4)毛先までしっかりとめたら、ヘアスプレーで固定します。

ここでポイントです。作ったシニヨン部分だけではなく、サイドやえりあしのおくれ毛もヘアスプレーをかけましょう。かけたらとかしてキレイに整えてください。

最後にネットをかけると、時間が経つとシニヨン部分から多少出てくる短い毛が気にならなくなります。

また、シニヨンの周りにシュシュをかぶせることで、シニヨン周りに打ったヘアピンが多少飛び出てしまったりしていても、ヘアピンがシュシュで隠れます。

また、うまく根元に巻き込むことができなくて、歪んで丸くならなかったシニヨンの形も丸く見えて、シュシュのボリュームで華やかにもなります。

シュシュは、これでもかと難を隠してくれますので、ぜひ活用しましょう(chihoさん)

シニヨンづくりに使う、スタイリング剤

崩れない、簡単シニヨンづくりに必要なスタイリング剤は、こちらの3つ。

マトメージュのアレンジウォーターとヘアワックスは、一番最初のポニーテールや三つ編みを作る時に使いましょう。VO5エクストラハードスプレーは、仕上げにたっぷり使ってください(chihoさん)

いざ本番のときに、綺麗なシニヨンを作るべく、ぜひ日頃の習い事のときからやってみてくださいね。

【取材協力】ヘアメイクアーティストchiho
アーティスト・モデルのヘアメイク、ショーメイクからブライダルまで多様な業界で活躍するヘアメイクアーティスト。学校、企業等の講師として指導も行う。

広告・TV衣装を中心に活動するスタイリスト・ライター。パーソナルスタイリストを日本に普及した第一人者であり、サタデープラス、ズームインサタデー等、NHK、日本テレビ、TBS等TV番組出演・監修多数。長男の受験を機に、執筆業に重きを置く。ウレぴあ総研では、ファッションの枠を超えて、2児のママならではのリアル情報・食・旅をお届けしています。@kunie_11