あなたの放った何気ない一言で怒ってしまった彼。「良かれと思って言ったつもりなのに、どうしてイライラしてるの?」と不可解に感じた経験のある女性は少なくないのでは?

男性脳、女性脳なんて言葉があるように、男女は脳のしくみからして違うとはよく聞く話ですが、「言葉のしくみ」も違うのでしょうか。

「世の中には『男語=男の考え方・話し方』と『女語=女の考え方・話し方』が存在します。これらは同じ日本語でもまったく異なり、通訳が必要なほどです」と指摘するのは、『「察しない男」と「説明しない女」のモメない会話術』著者で、作家・心理カウンセラーの五百田達成さん。

だからこそ、慎重にコミュニケーションをしないと、お互いに「彼女はわかってないな」「彼は察してくれない」と悪印象を抱くことに……。その状況が長引くと、ふたりの関係が結婚につながらない決定的な理由にもなりそうです。

そこで今回は、彼の前で言うとモメる言葉を7個厳選し、代わりにどんな言葉を発するべきか教えていただきました。

1:彼の男友達に初めて会ったとき「◯◯です。△△君とは付き合い始めたばかりで〜」

「彼としては『友人たちがいる場に彼女を連れてきている=皆にお披露目しているつもり』なのだと理解してあげてください。

一方で、彼女は『僕の彼女の◯◯さんです』と言葉で紹介されないと不安。ただ、ふたりの関係の紹介は彼に任せておいて、『◯◯です。△△さんは部署の先輩で〜』などと普通の自己紹介にとどめておきましょう」(五百田さん、以下同)

2:デート後に彼からきたLINEに返信するとき「寂しいな」

「男性はデート後、ひと仕事終えた気分になっています。そのタイミングで彼女から『寂しい』とLINEがくると、デートにクレームを寄せられた気分になり、うんざりしてしまう可能性も。

『すごく楽しくてあっという間だったよ!』などと、デート中に十分自分を楽しませてくれた、とねぎらいを込めたメッセージを送ると、次もがんばろう、楽しませようと思ってくれますよ。男性は自分のしてあげたことが喜ばれると嬉しいのです」