子どもがある程度大きくなってきて、ママがいなくても少しの間大丈夫かも!と思えるようになったら、そろそろ子どもに何か習い事をさせようかなとママは思うものですよね。

希望の習い事が決まっていても、同じ習い事の教室は複数あると、どこに通わせたらいいのか体験しただけでは分からなかったりするもの。

人それぞれ価値観だって異なりますから、いくら仲のいいママ友から「あそこがいいよ」と教えてくれたところが、必ずしもいいとは断定できません。

だからこそ、子どもに合う習い事選びは、ママ自身の見極め力が必要になります。

「私にそんな力なんてないわ~」というママ。以下に挙げた3つを、習い事選びの際に自分に、子どもに問いかけてみてください。

その答えが、子どもにぴったりの習い事選びの参考になります。

親世代の常識で選んでいませんか?

まずは、親であるママ自身に問いかけてほしいこと。

子どもの習い事を選ぶときには、決して親世代の常識で選ばないようにしてください。

例えば女の子はピアノ、男の子はサッカー。皆やってるから英語。字が綺麗じゃないと困るから習字。泳げないと困るから水泳など…。

このように、習い事とは、性別で選ぶもの、その他大勢がやっているものから選ぶもの、弱点を克服するためのものという考えで選んでも、それを子ども自身が喜んで習いたくなるものかといえばどうでしょうか?

結局は、親がその習い事を強制しているだけになります。親が幼い頃やりたかった習い事を、子どもに習わせるということも、これに当てはまります。

子どもと親は別人です。時代も違います。習い事を選ぶときには、親の常識を押し付けないようにしましょう。

その習い事は、子どもが好きなこと?

上記にも挙げましたが、習い事とは必ずしも弱点を克服するものではありません。

つまり、苦手なことや嫌いなことを無理に習わせても、結局子ども自身がイヤイヤするため、身にも付きませんから、習い事選びには、何より子どもが好きなこと、興味のあることを選ぶようにしましょう。

これは習い事そのものだけでなく、習い事のパターンにも当てはまります。

よくある例として、協調性を学ばせたいから、男の子なら野球やサッカーなど集団競技をさせるということです。

もし子ども自身が、一人で何かをすることを好むタイプであれば、集団で何かをすること自体がとてもストレスに感じてしまい、競技そのものは嫌いでなくても嫌いになってしまいます。

子どもの特性にあったパターンの習い事も考慮して、選ぶようにしましょう。