2: 相性のいい可能性が高い相手を紹介してもらえる
紹介者はあなたのことをよく知っています。人は自分のことを知っているようで、意外と知らないもの。
もっとわかりやすく言うと、自分には自分が知らない一面や特徴がある、ということでもあります。
自分のことになるとどうしても主観が入ってしまい、自分を正しく見ることができない、なんてこともあります。
一方で、他人は客観的な視点を持っています。だからこそ、あなたが知らないあなたの顔を知っている、ともいえるのです。
とくに紹介者になってくれるような、あなたと通じ合っている友達は、あなたの本質を見抜いていることが多々あります。
だからこそ、「この人にはこういう人が合うんじゃないか」と見極めて、合う相手を紹介してくれる可能性が高くなります。
自分は意外と自分のことを知らない――これは意識しておいたほうがいいと思います。「本当にこの人と合うの?」と思える相手を紹介されることもあるかもしれませんが、それは紹介者が考え抜いた末に出した結論です。
まずはその感覚を信じることです。
3: 丁寧な付き合いができる
紹介する・されるというのは、信頼関係の上に成り立っている行為。ゆえに紹介する側も、紹介される側も、互いを粗末に扱うことはありません。
もし、それぞれが相手のことを大事にしないと、3者間の関係を損ねることになるからです。友達同士、仲間同士の関係が、この紹介によって崩れることは避けたいですよね。
だから関係性を深めるのにも慎重になるし、付き合うなら相手を本命にしようとするし、変な関係を結ぼうともしないはずです。
もし付き合うことになったとしても、簡単に破局してしまうことは少ないといえます。紹介者から「じゃあ、なんで付き合ったの!?」と問われることは確実ですし、そんなひどいことはしません。
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人とのつながりによって生じた関係性だからこそ、下手なことはできないというのが紹介というスタイルの特徴なのです。
「出会いがない……」と嘆く前に、まずは自分のことを好きでいてくれる友達に、紹介を頼んでみてはいかがでしょうか。