2. 「 恋は盲目」にならない!
あなたは、あばたもえくぼで、彼の欠点に目をつぶっていませんか?
独りになる恐怖から「いないよりはまし」と自分を納得させているのではありませんか?
これらの場合、いずれ目を開けないといけない状況に迫られます。幸せになるためには、現実から目をそむけてはいけないのです。
恋にも科学的に証明されたメカニズムがあります。脳がドーパミンを分泌して、ドキドキとトキメキ、脳がパニックを起こして正常な判断ができなくなる状態。これが恋のメカニズムです。
でも、時間の経過とともにその状態にも慣れていきます。1年ほどでしょうか?
そうしたら、「どうして彼を好きなの?」「彼はどうして私を好きなの?」と理論的に考えるようになります。そして、自分に都合の良い答えを見つけて納得しようとするのです。
その時に、彼と別れないですむ方法を考えるより、その状況を素直に受け止める勇気を持つ必要があります。
そして、どうしてこうなってしまったかをまじめに考えましょう。一生懸命彼を一途に愛した自分を褒めることを忘れずに。他人を一身に愛することができる人は、必ず他人から愛される人なのです。
だから、失恋して「もう恋をするのはやめよう」と思うのはナンセンスです。正しい恋は、失敗すればするほど、自然と「恋の達人」に近付くくようになっています。ただし、同じ失敗を繰り返さないように自分を分析する必要はあります。
3. 進展しない恋に甘えない!
彼と喧嘩したことがない、彼に怒られたこと、彼に怒ったことがないような恋は、「遠慮し合っている恋」です。相手に気を遣いすぎる恋は、気疲れするだけで、いずれ終わる運命にあります。
進展する恋とは、彼の好きな所がどんどん増えていく、自分もどんどん好きになる恋です。喜怒哀楽を素直に出せる恋。一緒にいるだけで運気が上昇するような恋です。
運気が上昇するのは、彼といると頑張れる、力が出る、失敗しても立ち直ることができるetc……。その結果、人間として成長できるからです。
完璧な人なんていないのですから、欠点や弱い所もひっくるめて愛することができなければ続きません。我慢するのではなく、腹が立っても悲しくても、それでも彼の素敵な部分に触れたら、稀のマイナス面を忘れてしまうような、許せる恋です。
そして、相手の最悪な所や恥ずかしい失敗や情けない所を見て、見せられて、それでも許し合えるようになったら、恋は愛にかわるのかもしれません。このころはもうそんなにドーパミンは分泌されなります。
恋の賞味期限は短く、愛に成長できなければ、恋は終わってしまいます。
だから、もしあなたがいつまでも彼に気を遣ってしまうなら、どんなに好みのタイプで、条件の良い相手だったとしても、距離を置いて考えてみる必要があるかもしれません。