無彩限のファントム・ワールド
放送情報:2016年1月6日24時からTOKYO MX、同日26時05分からテレビ愛知、同日26時14分からABC朝日放送など
恋をしない中二病ですか?いいえ、いつもの京アニです。人気アニメスタジオ「京都アニメーション」の新作は、人々が幻だと思っていた存在「ファントム」と戦う少年少女たちの姿を描いた同名ライトノベルを原作とする『無彩限のファントム・ワールド』。
どんな作品なのかという部分は先日公開された第2弾PVで完璧に紹介されているので、ぜひそちらをご覧頂きたいところ。しかし、それでは仕事を放棄することになってしまうので、あえて言わせてもらうとすれば……いつもの京アニです。
シリアスもあり、青春もあり、そしてギャグもある。初めてとなる下野紘さんと上坂すみれさんという組み合わせで、どのような化学反応が生まれるのかに注目しています。
僕だけがいない街
放送情報:2016年1月7日24時55分からノイタミナ(フジテレビ)など
『僕だけがいない街』は“再上映(リバイバル)”という、マイナスの事象を回避しようと強制的にタイムスリップしてしまう能力を持つ“売れない漫画家”の青年・藤沼悟が、身近で起こった“ある事件”をきっかけに、過去に起きた「連続誘拐殺人事件」の犯人を捕まえようとする奮闘する姿を描いたミステリー・サスペンス。
簡単にあらすじを紹介したいなと思ったのですが、それすらも重大なネタバレとなってしまいそうですし、「ミステリー」というジャンルであることを考慮すると、あえて触れずにいった方が良いかなと思っています。
ただ、本作は「殺人」「誘拐」「虐待」など、かなりダークなキーワードがならび、当然ながらそれらの描写も含まれています。そしてPVからも伝わるとおり、色使い灰色が多く、全体的にやや重めの雰囲気を纏っています。
そのためにかなり好き嫌いの分かれる作品となりそうですが、まだ原作に触れていない人ほど楽しめる作品だと思うので、気になっている人はじっくりと読み解くようにアニメを楽しんでほしいなと思います。
ブブキ・ブランキ
放送情報:2016年1月9日夜10時からTOKYO MX、同日夜11時からAT-X、同日深夜1時30分からKBS京都など
本作は『蒼き鋼のアルペジオ ‐アルス・ノヴァ‐』などで注目を集めているCGに強いアニメスタジオ「サンジゲン」の10周年を記念して、KADOKAWAと強力なタッグを組んで製作されているオリジナル作品。
鍵となりそうなのは「心臓」「右腕」「右脚」「左腕」「左脚」という5つのパーツに分けられた“ブブキ”と呼ばれるもの。それらを手にした少年少女たちが異能の力で戦うということはわかりますが、公式サイトで公開されているイントロダクションが、はっきりと明言することを避けるような言い回しばかりで、本作の詳細はいまいちピンときません。なんとなく「あ~、そんな雰囲気なのね」という感じ。
そもそも『ブブキ・ブランキ』ってなんだ!? 「サンジゲン」ならではのフルCGアニメということも楽しみのひとつですが、このオリジナル作品ならではのフタをあけるまで中身がわからない感じ。気になる!