デッサン会参加者が熱い!

大盛況だったデッサン会。参加者の皆さんの声も紹介したいと思います。出展者でもある同人作家さんたちは、デッサン会に参加して得たものが大きかったようです。

「仲間同士でワイワイしながらデッサンをするのは楽しいですね」

「時間が決められている環境化の中で作品を作り上げていく作業は、通常の書き方と違い、自分自身新たな側面を感じることができました」

お客さんからも喜びの声をたくさん聞きました。

「毎回デッサン会に参加している。特に社会人になるとデッサンをする機会が少ないので、デッサンができる環境がありがたいです」(参加者)

「作家さんと同じ環境でデッサンができて勉強になりました」(参加者)

本当に楽しそうですね。私も久しぶりに鉛筆を握ってみたくなりました。次は、描く側として参加してみたいです!

「肉感アート展」としてのむちフェス

「むちフェス03からは、デッサン会に力を入れることにしました」と語るのは、むちフェス主宰者の長嶋さん。「肉感アート展」を謳うむちフェスは、他の同人誌即売会やフェチイベントとは一味違った魅力を打ち出したいところ。そこで、デッサン会に注目したといいます。

「むちフェス02の打ち上げのときから、『やっぱりデッサン会だよね』という話がありました。他のイベントでは見たことない企画ですからね。デッサン会なら純粋な肉感アートですし、むちフェスの方向性にぴったりだったんですよ」

そう話す長嶋さんは、正真正銘の肉感好き。

「僕が考える『肉感』とは、筋肉の溝や広がり収束するラインなど、いわゆる“肉の情報量”ですね。肉感は、女性を描く上で重要な要素であり、大昔からある古典です。たとえば、縄文時代の日本で作られた土偶も、古代 ローマで制作された大理石の彫像も、多くは肉感的ですよね。ルーベンス、ルノワールなどの画家も豊満女性を描いています。現代でも、マリリン・モンローや 峰不二子、ぽちゃ子など、肉感女性が脈々と描かれ続けています」

長嶋さんの言葉からは、「肉感」に対する熱い思いが滲み出ていました。

長嶋さんは、むちフェス開催の動機を続けます。

「20世紀後半から、メディアにおける表現のメインが肉感女性から痩身女性にひっくり返りました。最近では、肉感女性をフィーチャーしたイベントが皆無に なってしまったんですね。だからこそ、【肉感アートイベント】をやらないといけないな、という使命感を僕は抱きました。これがむちフェスを始めたきっかけです」

長嶋さんの考える「肉感」「むっちり」には懐の広さがあります。

三嶋哲也

「むちフェスも中にはいろんなジャンルが入っています。たとえば、筋肉もむちフェスにはあります。今のところ『むっちり』の代表は『グラマー』や『ぽちゃ』などですが、それだけにするよりもいろいろあった方がイベントに幅が出て面白くなりますからね」

デッサン会やコンテストもある同人誌即売会としてのむちフェスは、今後どういう展開をしていくのでしょうか?

「将来的には、三嶋哲也さんみたいな一枚画の展覧会を倉庫とか画廊でやってみたいですね。その流れを一度作ってしまえば、むちフェスの新たな展開につながっていくと思います」

3回目の開催にして超満員だったむちフェス。今後も、新しいことに挑戦しながら、むちフェスならではの「肉感アート」を発信していくのでしょう。次回開催に期待します!!

家庭教師を本業とするライター。アート、教育、地域情報を軸に、広く文化全般を対象に執筆。まじめに教材作成をする一方、サブカル、妖怪、アングラ、フェチなどに関連するイベントを一眼レフ片手に取材します。「好きな人を応援する」がモットー。