[146回]宮澤佐江、AKB48G"卒業発表"までを語る(3)―メンバー、心友、ファミリー。心を支え続けてくれた身近な大切な人

 

自分がそんなに有名じゃないのも分かっているけど…でも、そんな中でも、世間の方たちにここまで自分を知ってもらえたのは、ファンの方のおかげなんです。

ファンの方が、総選挙やリクアワで、いい順位を下さったことがつながっているんだ、って。本当に応援してくれているファンの方たちの力を借りて、自分とファンの方とで、ここまで登ってこられたと思っていて…。その関係性は卒業後も変わらないと思っています。

こんなに強くそう思っている人は、48グループでいないんじゃないかな、っていうくらい、思ってるかも? （笑）　

ーー今まで、どんなに“高い壁”も、1つひとつ乗り越えてきましたもんね。

ひたすらやってきましたからね。それは今やっと、自分でも“偉いな”って、思えるようになったかな。1つずつやってきたなって。

それは、自分のためにプラスになっていることもあれば、ときには、“自分の人生のすごくでっかい壁を、みずから選んじゃったな”ってときもありました。

ーーやはりすごいことだと思いますよ。継続することって、一番難しいことなのかもしれません。

うん。。　

でも、普通じゃつまらないから。“普通じゃないことを”って、本当に思いますね。

ーー人生は、普通じゃつまらないと思う?

普通じゃつまらない。人生だけじゃなくて、“服”とかも皆と一緒はイヤだし、流行が嫌い。AKBグループの中でも自分は、“個性を、すごく大切に10年やってきているな”と思っているから。

服も、誰に“おブスファッション”と言われようが、その“おブスファッション”を貫き通すくらい、“人とかぶるのがイヤ”という感じなんです。

“人が味わったことのない、自分しか味わったことのない、経験をしてるな”

って、思うんです。48グループに何百人もいる中で、“こんな経験をしてるのは、自分だけだな”って思うと、何か、

“やった!! ”

って、思いますね。

ーーもしかして、佐江ちゃんのブログにあった“アイドル界に新しい歴史を残せるような異色アイドルとして最後まで頑張る”という言葉に通じますか?