それは、海外でメジャーな、週間カレンダーとやるべきことが表になっている『Reward Chart』。お手伝いをして、ポイントを貯めると何かもらえるというシステムです。
何のお手伝いでポイントが貯まるかは、ぜひ子どもに選んでもらいましょう!
例えば、100〜200円くらいの現金、家族で動物園に行く、レストランで食事をする、夕ご飯のリクエストができる、30分夜更かしができるなど。筆者の娘は、アイスクリームを食べるでしたよ。
そして、お手伝いも、靴を並べる、幼稚園バッグの準備をする、おもちゃを片付ける、テーブルをきれいにする、洗濯物をたたむなど、幼児でも簡単にできるものにすると、楽しく続けられます。
チャートを実際にプリントアウトして、記録すると、幼児でもわかりやすいですし、数の勉強にもなります。
子どもにとって、自分がお手伝いをすることでパパやママが喜んでくれ、そして報酬がもらえるというのはとてもやり甲斐がありますよね。
2. “3つの貯金箱”で、お金の使い道を自分で決める
子どもの頃、貯金箱にお金を入れていた方も多いのでは?でも、貯金箱というと、1つだけ持っていたという方が多いと思います。
実は、筆者の娘も1つの貯金箱にお金を入れていましたが、そこから出して使ってしまうので、あまり意味がないと感じていました。
何かいい方法がないかと探していたところ、寄付文化が根付いたアメリカならではの貯金箱の工夫をセサミストリートのウェブサイトで見つけました。
まず、貯金箱として3つの透明なビンを用意します。
それぞれ、「for you/誰かのために(寄付)」「for me/自分のために(支出)」「for later/未来のために(貯金)」と目的が違い、子どもにお小遣いの使い道を選ばせます。
お小遣いの使い道を自分で決めることで自立にも繋がっていく方法です。
早速、筆者も5歳の娘と試してみることにしました。
意味を一通り説明したところ、自分で使い道を考えて、それぞれのビンにお金を入れていました。
自分で使い道を考えて分けられるということは少しお姉さんになったようで嬉しそうでした。
実際にやってみて、以下に3点注意事項をまとめました。