おしゃれな文具として人気を博するマスキングテープ。ハンドメイド好きの人にとっても重宝するというアイテムです。イマドキ女子なら鞄の中に一つは忍ばせているのではないでしょうか。
このマスキングテープ、そもそもは塗装・建築の現場で使用されるものでした。マスキングとは「覆い隠す」といった意味で、現場で作業する際に、必要箇所以外を汚さないために貼っていた保護用のテープだったのです。
それを現在のようなおしゃれ雑貨として世に発信しはじめたのが、工業用のテープを作ってきたカモ井加工紙です。マスキングテープを「mt」とネーミングし、雑貨・文具用のおしゃれブランドとして立ち上げたのです。
そんな過去をもつマスキングテープですが、実はいま、そのカモ井加工紙が「マスキングテープ展」を開催中。今回、子どもと一緒にこのマスキングテープ展に行ってまいりましたので、その“魅力”と“絵力”について、レポートします。
まず、会場となる外神田アーツ千代田 3331は、学校を改装したところ。至る所に“学校”の雰囲気が残っており。テーブルやイスも教室のような雰囲気。
また、「まばたき証明写真」という不思議なものも。目を閉じた瞬間のあなたの存在を証明するという謎写真。マスキングテープ展に入るまでに、色々とワクワクさせられます。
マスキングテープ展の入り口。キティちゃんのテープ柄を見て大喜びの子ども。
大人が驚いたのはこの入り口。ビジュアルをすべてマスキングテープで表現しているのです。イメージは方眼紙とのこと。あ、そうですね、ここはもともと学校でしたものね。なんだか引き込まれる感覚で入り口を通過しました。
さて、あるわあるわ様々なタイプのマスキングテープ。
聞いたところ、ざっと700種類ものマスキングテープが用意されているとのこと。ここでは紹介しきれない程の量です。