ベネッセの“こどもちゃれんじ”でおなじみのキャラクター・しまじろうの映画が3月11日に公開。
「劇場版しまじろうのわお!『しまじろうと えほんのくに』」は、不思議な絵本の中に吸い込まれてしまったしまじろうとその友達が、大冒険をするお話です。
この映画の魅力はなんといっても、赤ちゃんや小さな子どものための特別なつくりになっていること。
映画の冒頭では、「おともだちが泣いてもきにしない」といった注意があり、上映中も完全な暗闇にならない配慮がされ、途中の30分でトイレにも行ける休憩時間が入ります。
さらに、映画中には、しまじろうたちと一緒に大声で呼びかけたり、映画館でもらえる入場者プレゼントの「ガオガオメガホン」を振って応援したりして、観客も参加して楽しめる映画になっています。
今回、映画の応援隊長として完成披露上映イベントに駆けつけたタレントの山口もえさんに、“ママ代表”として、映画の見どころから子育てのお話までを聞いてみました。
映画も絵本も家族で楽しむ! もえさんの子どもたちお気に入りの絵本は?
――もえさんがご家族で映画館に行くことはありますか?
今年のお正月には、家族4人で映画を見に行きました。この映画の試写会も子どもたちと一緒に見ましたが、4歳の弟も画面に向かって一生懸命メガホンを振っていました。
――今回の映画は「えほん」がひとつのキーワードになっていますが、もえさんご自身も絵本をお子さんに読み聞かせをされていますか?
はい、絵本は本当にどんどんたまっていってしまいますね。私は図書館も好きなので、図書館に借りに行ったり、特に気に入ったものは後で買ったりしています。
子どもは想像力が無限なので、絵本を読んだあとは絵本の世界を舞台に自分で物語を作ったりしますね。そして絵本の記憶は鮮明に覚えています。だから、子どもに絵本を読ませることはとても大切なんだなと思います。
――どんなシーンで絵本を読まれていますか?
やはり寝る前が多いですね。あとはお休みの日に図書館に行って、そこで読んだりもします。
――おうちで繰り返し読むお気に入りの本はありますか?
ありますね。1冊は『ちょっとだけ』という本です。
兄弟が生まれてお姉さんになる女の子のお話で、お母さんは赤ちゃんのお世話でいっぱいだから、なかなか自分からは、だっこしてほしいけど言えない……。それは下の子がおなかにいる時に、上の子がお姉ちゃんになる準備として見つけた絵本だったんですが、今でも子どもたちは大好きです。
あとは『くまのこうちょうせんせい』ですね。
いつもは小さな声でしか挨拶ができなかった子が、くまの校長先生が倒れてしまったので、大きな声で助けを呼ぶお話です。子どもが成長していくお話ですが、これも何度も読んでいます。
――もえさんが子どもの時に好きだったのは、どんな絵本でしたか。
私は『ぐりとぐら』はずっと読んでいました。あと『ノンタン』シリーズも好きでした! 今、懐かしいなと思いながら、子どもに読んでいます。