赤ちゃんが生まれてから、地域の子育て支援センターを利用したことはありますか?初対面の人が大勢いる場所に行くのは抵抗があり、なかなか足を踏み出せない方もいらっしゃるかもしれません。
初めての場所に赤ちゃんと2人で行くのが不安な方や、人見知りで他のママとなじめるか心配という方に、子育て支援センターの活用法をご紹介します。
そもそも子育て支援センターってどんなところ?
子育て支援センターは、地域で子育てする子どもの遊び場として、ママ同士の交流の場として利用できる施設です。地域の子育て関係の情報を共有し、子育てに悩むママの相談にも対応しています。
常駐している職員は、元保育士など子どもにかかわってきた専門家や、地域の子育て事情に精通した方ばかり。赤ちゃんの発育に関する相談からしつけ、トイトレの相談まで、幅広い知識と経験をもとに子育てに関するアドバイスが受けられます。
わからないことだらけの子育てについて気軽に相談できるのは、ママにとってもありがたいですよね。
他にも、子育て支援活動を行う団体等と連携し、定期的にイベントを開催したり、講習会を開いたりして子育てを頑張るママたちのサポートを行っています。
子どもは0歳から就学前の子が利用でき、兄弟で出かける方も多いです。特に、ママが育休から復帰する前の0歳児のお子さんや、未就園児のお子さんの利用が最も多く、夏休みや春休みなどの長期休暇では、幼稚園がお休みになったお子さんも利用しています。
実はママ友をつくらなくていい
人見知りで子育て支援センターに行けない方のほとんどは「ママ友ができるか不安」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、子育て支援センターでは必ずしもママ友をつくる必要はありません。ママ友は子ども同士の年齢が近かったり、子育て支援センターで交流を深めていったりするうちに自然とできるようになるので、自ら友達づくりに積極的にならなくてもいいのです。
また、「すでにでき上がっているママ友の輪に入れない」と心配な方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらもママ友の輪に入らなくても大丈夫。
ママ友の輪ができているように見えても、たまたま同じ時間帯に施設にいた見ず知らずの人同士が、談笑しているだけの場合もありますよ。
意外に思われるかもしれませんが、子育て支援センターで出会ったママ友は、「その場限り」で関係が終了することが多いです。
何度も通ううちに顔見知りになって、徐々に距離を縮めていくことはありますが、顔も名前も知らない人と急接近することは、ほとんどないのです。
とはいえ、ワンオペ育児になりがちな最近のママにとっては、家族以外の話し相手ができることは孤独を防ぎ、ストレスの解消につながります。
人見知りのママの子育て支援センター活用術
では、他のママ友との会話がどうしても苦手だという方に、おすすめの「子育て支援センター活用術」をご紹介します。
1)朝一番か夕方を狙おう
子育て支援センターは、日中に利用者が増えてきます。オープンしてすぐの時間帯なら、利用者が少ないので、人見知りの激しいママでも気を遣わずに過ごせます。
おもちゃがきれいに整頓されて、子どもも他の子どものおもちゃを欲しがったり、反対におもちゃをとられたりせずに、のびのびと遊ばせられるのも大きなメリットです。