「相手と結婚する」という責任を持つこと
最後にマーチンさんが、自分の両親が結婚に反対しそうな時、あるいは反対した時に注意したいことを教えてくれました。
「それはお相手に(反対されていると)絶対言わないことです。ご相談例で『親が反対しそうだ』、『親が反対してるんだ』などと相手に言って、そのまま破談になった事例がいくつもあります。
『こじれてから言うより、早めに言った方がいいと思って』『一緒に考えたいと思って』なんていう人が多いですが、自分の親を説得するのは自分の責任です。無事にゴールインするまでは、相手の気持ちを害する可能性があることは一切するべきではないのです」
どうしても説得できない場合は、相手に相談しなければいけないこともあるでしょう。でも、まずは自分の力で親御さんを説得した方が、結婚に対する責任感が増して、真剣にふたりの将来について考えられそうです。
親御さんが反対するのは、何か理由が必ずあるはず。その際は専門家がアドバイスするポイントを洗いながら、少しずつ幸せな結婚への道のりを歩みたいものです。
マーチンさん: 作家、恋愛カウンセラー。2000年より「マーチン先生の恋愛教室」を開催し、メルマガ読者は17000人、相談実績は15年間で延べ4万件以上。著者は20冊超え、代表作に「愛される女性は気づかいがうまい/三笠書房」「モテる男はこう口説く!/PHP研究所」などがある。
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