2015年12月10日に発売された5pb.×Nitroplusによる想定科学ADVシリーズ最新作「STEINS;GATE 0(シュタインズ・ゲート ゼロ)」の主人公、岡部倫太郎(オカリン)が愛用するスマホを再現してみたという、スーパーハカー級のスキルを持つスーパークリエイターが現れました。
再現されたオカリンのスマホは、「Arrows NX」をベースマシンとして、専用ケースを3Dデータから構築して自作。公式サイトの情報を参考にしつつ、独特なデザインの待ち受け画面やアプリアイコンまで、完全再現に挑戦しています。
3Dデータでケースを自作するだけでなく、待ち受け画面の壁紙を描き、作中に登場する通話アプリ「RINE」のアイコンを作って、「LINE」と連動するようにプログラミング。さらに、基礎となるOS「Android5.0」のソースコードを改変して、オカリンのスマホを再現するために「Amadeus」アプリを再現するという腕前。
なるほど、これが俗にいう「逸般人(一般人という領域を逸脱した人)」というヤツですか。
「STEINS;GATE 0」に登場する、シリーズのヒロインのひとり「牧瀬紅莉栖」の記憶を引き継いだAI(人工知能)が、コンシェルジュアプリのように実装されたアプリ「アマデウス」も再現されており、ファンの間で「アマデウス紅莉栖」と呼ばれている人工知能をイメージした音声ガイドシステムが実装されています。
紅莉栖との簡単なコミュニケーションが楽しめるだけでなく、「朝8時に起こして」といった目覚ましアラームの設定などにも対応しているそうで、「Good Morning!」と元気よく紅莉栖が起こしてくれるというファンにはたまらないシチュエーションも楽しめるそうです。
残念な点を挙げるとすれば、これが公式グッズではないことでしょうか。オカリンのスマホを作っていく様子やデモなどが収録された映像はniconicoにて公開中。気になる人はぜひチェックしてみてください。