3. 趣味のサークルに参加してみたら…
「彼氏とのお付き合いは楽しいのだけど、なんとなく同じことの繰り返しで刺激がないことに気がついて、新しい趣味でも始めてみようと思いました。
定期的に読書会を開くサークルに友人から誘われていて、楽しそうだからと入ってみたら、実は合コンが目当ての集まりで。
最初は『これも経験』なんて友人に付き合っていたけど、彼氏がいると言っても平気で言い寄ってくる男性たちばかりでぐったりでした。
彼氏との話題が増えればと思って新しい趣味を考えたのに、サークルに入るときはしっかり確かめないとダメですね」(30歳/総務)
表向きはまともなサークルを装いながら、実は出会いがほしい人たちの集まりだった。気づいた時点で抜ければ良かったのにと思いますが、こちらの女性は「彼氏と話すネタになれば」と思っていたそうです。
個人情報の交換が嫌ですぐやめたそうですが、彼女にとっては「黒歴史」だそうで、二度と正体の知れないサークルには入らないと心に決めていました。
4. 元彼と連絡を取ってしまって
「一年ほど付き合った彼氏がいて、真面目で優しいけれど彼氏としては物足りないところもあって、ふと『元彼に会いたいな』と思うようになりました。
思い切って連絡してみたら元彼も歓迎してくれて、それから彼氏に隠れて会うようになって。
一線を越えるようなことはしないけれど、話は弾むしたくさん誘ってくれるし、仲良くしていたらある日彼氏から
『元彼がいいなら、俺と別れてほしい』
とLINEがきてびっくり。
友人から私と元彼がいるところを見たと聞いたらしく、放っている間に彼氏の中では別れるところまで進んでいたんだ、と反省しましたね。
元彼には謝って会うのはやめて、改めて彼氏と過ごすようにしました」(26歳/企画)
今の彼氏が物足りなくて、元彼を思い出してしまう。よくあることかもしれませんが、彼氏に黙って会うようなつながり方は、決して良いとはいえません。
隠れて会っていてもどこで誰に見られるかはわからず、浮かれている間に彼氏は別れる決意を固めていたなんて、後悔しても遅いときもあります。
倦怠感を覚えても、まずは彼氏との距離を縮めることを考えたいですね。
*
倦怠期は、恋人に向けていた関心が減ることで油断しがちになります。
軽い気持ちでやってみたことが思わぬ発展となって、自分が疲れてしまうのは避けたいですよね。
気持ちを向けるなら、ふたりの仲が良くなることを軸にするのが正解です。安易に自分だけの楽しみに踏み出すのは、取り返しのつかない事態を招くこともあると肝に銘じておきましょう。