MaleRose(タイ)
以前もインタビューさせてもらった、タイで活動する5人組ヴィジュアル系バンド、MaleRose。Male(男性)とRose(薔薇)という相反する概念がバンド名の由来で、ネットを通してメンバーを集めたそうです。
MEAと同じく日本でライブをした印象を聞くと「夢みたいで、時間が止まってほしいくらい楽しかったし、それにファンの方はカワイイのに、あんなに激しい動きをしていることに驚いた」とのこと。タイではヴィジュアル系はまだまだニッチなジャンルなので「今後も音楽も良いことをアピールしたい」とおっしゃっていました。
彼らのタイの民族音楽とヴィジュアル系の融合したサウンドとパフォーマンスは一見の価値ありです。
MEA(インドネシア)
MEAは2010年からインドネシアで活動する4人組。元はDELUHIのコピーバンドなどをして遊んでいましたが、徐々に本格的に活動するに至ったそうです。バンド名の由来は日本のヴィジュアル系バンド「NIGHTMARE」と、その本来の意味の「悪夢」が自分たちのキャラクターにあっていたからとのこと。
普段はインドネシアのジャパンフェス(日本文化のイベント)などでライブをしているという彼ら。今回は日本でライブ(4月30日に開催された「Cure World Visual Festival」)するために来日したので、「MEJIBEAYなどの海外で有名な日本のヴィジュアル系バンドと共演することが嬉しかったし、日本のファンは優しかった」とメンバーの皆さんは嬉しそうでした。
インドネシアで本格的なヴィジュアル系バンドとして活動をしているバンドは少ないらしく(他にもX JAPANのコピーをしているAMAKUSAというバンドがいるとのことですが、彼らはヴィジュアル系的な服装ではないそうで…)、ではヴィジュアル系をもっと海外に発信するにはどうしたらいいのかと質問してみたところ、
「ヴィジュアル系はメタルでもパンクでもない、ばらばらでユニークなジャンル。だからこそ面白いのですが、普通の人は男性がメイクをしていることで敬遠されることも。例えばシドやViViDのようにアニメソングからヴィジュアル系をアニメから知った海外のファンは多いので、そこがヒントになるのかも」という真摯な回答に納得。
いかがでしたか?
海外のヴィジュアル系バンドと言っても、世界各国にまだまだたくさんのバンドがいます。
そういったバンドを紹介する「ヴィジュアルユナイト」というサイトもあるので、気になった方は一度チェックしてみては?