3.男はストレスが溜まると『殻に閉じこもる』傾向がある
仕事から帰ってくるなりテレビをつけてスポーツの試合をずっと集中して見ていたり、スマホゲームに熱中していたり…。
妻としては夫のそんな姿はイライラするものですが、あれは夫なりのストレス発散方法です。
女性はストレスが溜まったら、ショッピングをしたり、好きな物を食べたり、誰かに話を聴いてもらうことで発散しますが、男性はストレスが溜まると『殻に閉じこもる』傾向があります。
テレビやスマホなど何かに集中することで、自分だけの世界に入り、解決しなければならない問題から頭と心を解放させているのです。
夫がテレビやスマホに集中していたら、「ムダな時間を過ごして…」と思わずに、「ストレスを発散させているんだな」と思いましょう。
夕食時など家族団欒の時間帯にテレビやスマホに集中して欲しくないなら、「この時間は家族で今日あった出来事とか話したいから、テレビを見るのはやめましょう」と伝えておくこと。
そして、後でゆっくり夫が殻に閉じこもってストレスを発散できる時間帯や空間を作ってあげましょう。
4.男は『一点集中型』の生き物
大事な用件や用事、約束をいつも忘れる夫にイライラし、「なんでこんな大事なことすぐ忘れるの!?」と怒りを抱いている女性も多いでしょう。
男性は、『一点集中型』の生き物。男性は、女性のように複数のことに気を配る器用さはありません。何かに集中していると、他のことは疎かになります。
では、家庭の大事な用事を忘れる夫は、何に集中しているのか?というと、それは仕事です。
仕事に神経をほぼ使っているので、家庭のことまでなかなか気が回らないのです。
また、男性にとって仕事をがんばることは、『妻への最大の貢献であり、愛の証』なのです。
妻としては、こちらが言ったことをすぐ忘れる夫に対して「私のことを大事に思っていない!」「家庭のことを優先してくれない!」という想いが湧くかもしれませんが、夫は仕事をがんばることで、「自分は妻に最大の愛を与えている」と思っています。
解決策としては、忘れてほしくないことは、何度も伝えること。1回、2回で覚えてもらうのは不可能です。最低5回は伝えるようにしましょう。前日確認は必須です。また、口頭で伝えるだけでなく、スケジュール帳にその場で記入してもらう、LINEでも伝える、などの工夫も必要です。
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男性心理を理解しないで夫にイライラや不満をぶつけてばかりでは、夫婦はいつまで経ってもわかりあえません。
男女間の違いを意識し、相手に伝わるようなコミュニケーションを心がけたいですね。