夫婦ふたりのときはもっとラブラブだったのに、子どもができてからは「パパ」「ママ」になってしまって夫と心の距離を感じる、という妻は多いかもしれません。
子どもがいると、イチャイチャする時間を作るのも大変だし、目の前の生活に追われているとゆっくり向き合う余裕もなくなりますよね。
ですが、子どもがいてもラブラブな夫婦を見ていると、そこにはお互いに向ける愛情を大切にしている姿勢が見えてきました。
幸せな結婚生活を続けているふたりは、どんなことを心がけているのでしょうか。
1.下の名前で呼び合う
「夫とは、子どもが小学生になった今もそうですが、結婚してからずっと下の名前で呼び合っています。
夫が私のことを『○○ちゃん』と呼ぶのがちょっと恥ずかしいときもありますが、親になったあとも女性として見てもらえているようで、うれしいですね。
私も夫のことは『○○さん』と呼びますが、子どもたちは『父ちゃん』『母ちゃん』で、呼び分け?みたいなのができているのも楽しいです」(39歳/金融)
子どもができると、お互いのことを「パパ」や「お母さん」と呼び合うことが普通になり、下の名前で声をかけられる機会がなくなった、という話はよく耳にします。
ですが、親の前に夫婦であるふたり、昔のように下の名前で呼び合うことは、愛情を失わない大切な姿勢です。
子どもの前だからと恥ずかしがっているより、そんなふたりの姿を見せることで、子どもたちも両親が愛し合っていることを実感できるのではないでしょうか。
思い切ってこちらから呼んでみると、夫も言いやすくなるかもしれませんね。
2.好きなものをいつまでも覚えている
「妻とは2年ほど交際して結婚しましたが、子どもができて10年経った今も、付き合っていたときに俺が好きだった映画の俳優とか一緒に読んだ本とか覚えていて、話を振ってくれます。『○○って新作に出ているらしいけど、観に行く?』と誘ってくれて、ふたりでデートするときもありますね。
俺も妻がよく食べていたものを覚えているけど、そういう話をずっとできるのがいいなと思うし、いま好きなものも覚えていたいですね」(38歳/教員)
慌ただしい毎日でも、結婚前のことをずっと覚えていて、話題にしてくれる。ささやかなことかもしれませんが、夫がうれしいのは「今も一緒に楽しんでくれようとする姿」です。
夫との間に話題がなくなって、という妻の悩みはたまに聞きますが、付き合っていた頃お互い何に夢中だったかを改めて思い出してみると、今でも関心を向けられるものがあるかもしれませんね。
デートのきっかけになったり新しく好きなものを見つけてみたり、ふたりで楽しもうとする姿勢が夫婦の絆も強くしてくれると感じます。