15kgのダイエットを10ヶ月で達成したMONAさんが実践するのが、美味しく食べて体重を落とす「食べ痩せ生活」。

バランスよく楽しく食べることが一番。ダイエットには食べないストレスが大敵です。

MONA流のダイエットの特徴は、初めの2週間、「デトックス&リセット期」を作ること。その後2週間「代謝アップ期」を作ります。そして最終的に「太りにくい&やせやすい体」を目指します。

まずは4週間で痩せる土台を作っていきましょう。

「4週間がおわる頃には、理想の体型まで無理なくダイエットできる体になり、健康的で太りにくい&やせやすい食事が習慣づいているでしょう。」

出典(『なかなかやせない50代母まで10キロやせた!すごウマダイエットレシピ』)

カロリー一辺倒のダイエットがストレスとなり、リバウンドを繰り返していたという過去のMONAさん。考え方や食習慣を変えることで、するすると体重が落ち始めたのだそう。

実体験を踏まえて、MONAさんがたどり着いた食事のメソッドを、MONAさんの著書『なかなかやせない50代母まで10キロやせた!すごウマダイエットレシピ』からお伝えしていきます。

5つの食べやせルール

ルール1 デトックス&リセット期を作る

ダイエットの初めには溜まったものを意識的に出す期間を設けましょう。

「体内には代謝できずに残った老廃物や、添加物を含む食品などからもたらされた不要物が少なからず蓄積しています。まずは、今までの生活でたまった毒素を排出し、本来の状態にリセットします。

発酵食品や低GI食品(血糖値を上昇させる速度の緩やかな食品)、食物繊維が豊富な食品、水分をバランスよくとり、体にたまったいらないものを落としていきます」。

出典(『なかなかやせない50代母まで10キロやせた!すごウマダイエットレシピ』)

おすすめの食材はもち麦やサツマイモ、海藻などの食物繊維が多い食材、トマトや黄パプリカ、アボカド、なすなどのレインボーフード、ゴマやわかめ、しいたけといった「まごわやさしい」食材です。

これらの食材を積極的に摂って体をリセットします。

「続けていくうちにだんだん体が軽くなり、肌もきれいになります。便秘がちな場合も、お通じがよくなるでしょう。」

出典(『なかなかやせない50代母まで10キロやせた!すごウマダイエットレシピ』)

ルール2 代謝アップ期を作る

デトックスとリセットができたら、今度は食べても痩せる体を作っていきます。

「痩せやすい体のためには、タンパク質を積極的にとります。
また代謝を活性化させる酵素が豊富なキウイ、皮つきりんごなどのフルーツも忘れずに。タンパク質の多いゆで玉子やヨーグルトなどと交代でおやつにします。
空腹なほど筋肉が消費されるため、食べない&タンパク質不足のダイエットはNGです」。

出典(『なかなかやせない50代母まで10キロやせた!すごウマダイエットレシピ』)

タンパク質は1日に体重(kg)×1〜1.2g、1食で15〜20gが理想の摂取量になります。

ルール3 常にお腹を満たす

ダイエット中でも朝、昼、晩のごはんに、2回のおやつもOK。

「空腹を我慢して食べなければやせます。しかし、体は“命の危機!”とばかりに、少しでも多くのエネルギーを蓄えようと必死に働くため、太りやすい&やせにくい体になってしまいます。体がエネルギーを欲するあまり、筋肉を消費して、代謝がさがってしまうのを防ぐためにも、おなかは空腹を感じない程度に満たしておく必要があるのです」。

出典(『なかなかやせない50代母まで10キロやせた!すごウマダイエットレシピ』)

おやつを活用して空腹感を感じないことでストレスフリーなダイエットが続けられます。