3. 趣味を尊重する

「妻には出産前から続けている趣味があって、産んでからは家事と育児にかかりきりで楽しむ時間が減っているのは気づいていました。

子どもが保育園に上がって少し時間ができたときに、俺のほうから『行ってきたら?』と勧めたらすごく喜んでくれて。妻が趣味を楽しんでいる間は俺が子どもたちのお世話をしています。

妻は『ありがとう。あなたもひとりの時間を作ってね』と言ってくれて、俺はそう出ていくことはないけど、妻が以前よりのびのび過ごしているのを見るのが幸せです」(35歳/国家公務員)

こちらの夫婦は、夫の仕事が多忙で「家事や育児をほとんど妻に任せている」ことが気がかりだったそうです。

それに文句を言われることはなかったのですが、だからこそ夫も何とかしたいと思い、「妻からは言い出しにくいと思って」自分が提案したそう。

好きなものを尊重してくれる心が妻にも伝わり、お互いに感謝しあえる関係が素敵ですね。

家庭にこもりきりだった妻は育児にも余裕が出てきて、子どもたちものびのびと過ごせているそうです。

子どもがいてもラブラブになれるのは、「親」ではなく「夫婦」のつながりを忘れないから。

「親」としてのくくりは同じでも、「愛する人」「大事な配偶者」である目で見れば、居心地のいい関係を続けるために努力することを思いつきます。

そして、愛し合っていることがわかる両親の姿は、子どもたちの心にもポジティブな影響を与えるもの。

人を愛することの大切さを、家族で実感していけると幸せですよね。

プロフィール:37歳で出産、1児の母。 これまで多くの女性の悩みを聞いてきた実績を活かし、 復縁や不倫など、恋愛系コラムライターとして活躍中。「幸せは自分で決める」がモットーです。ブログ:Parallel Line