待望の晴れ間で宮之浦岳ドーン!!
宮之浦岳~永田岳は、30分の下りと30分の登りといったところ。
宮之浦岳を下山し、そこで昼ごはんとしたのですが、なんと天気予報通りに晴れ間がさしてきました。これは素晴らしい。
モリッモリの緑のなかに、花崗岩の石群が見られます。滑らかな山のかたちを形成する宮之浦岳は、確かに「女性的な山」と言えます。
太陽が出て来ると俄然やる気が出て来るもの。
永田岳へのルートはなかなか厳しいものがあり、気持ちが折れそうな時もあったのですが、この晴天が我々の背中を押してくれました。
昼食を早々に切り上げて永田岳への登りに挑む。
そして、スタートから5時間半後の13時30分に永田岳に到着。
大きな岩の上によじ登り、達成感と共に、目の前の宮之浦岳の佇まいにうっとり。
やはり、永田岳から見る宮之浦岳は素晴らしい。
筆者はこれまで5回ほどこの景色を堪能していますが、日本で一番素晴らしいスポットではないかと思っています(涸沢から見上げる穂高や雷鳥沢も素晴らしい)。
屋久島では宮之浦岳を目指す登山者は多いのですが、もし、体力に余裕があれば是非、永田岳も目指してほしいところです。
この二つの山を結ぶ道も、なかなか面白いので、飽きることなく登山を楽しめます。
永田岳から淀川口までは4時間ほどかかり、下山は17時半頃となりました。
初めてこのルートを通った友人は、帰りの車で疲労困憊の様子だったので、決して楽なコースとはいえません。
また、単独でのアタックは控え、地元のガイドと一緒に行動することをおすすめします。
当時、準備したものは下記の通り。
・フード付き防水ジャケット、パンツ
・インナースパッツ上下
・ベースレイヤー
・防寒着(ダウン)
・帽子、手袋、靴下
・登山靴
・ライト&電池
・ホイッス、コンパス、地図、携帯トイレ
・バーナー、コッヘル、食事
・コーヒーキット
・行動食
・ペットボトル、スポーツドリンク