また、変名コミックバンドだけでなく、普段のステージでも「笑い」の要素を取りいれたバンドもたくさんあります。
そういったバンドのなかで、現在一番有名なのはゴールデンボンバーなのは間違いありませんが、
個人的にはJin-Machine(ジンマシーン)、えんそく、シンディケイトに注目しています。
●Jin-Machine(ジンマシーン)
「うんちどっさり」や「環境デストロイ」など、衝撃的なタイトルの楽曲が多いのですが、
11年のV-ROCKフェスティバルオーディションや、NHK-FM伊達者音楽闘技場オーディションなどを勝ち抜いた経験もあり、異様にオーディションに強いバンドという側面があります。
また、今月の23日にはフルアルバム「かってくれェ?」の発売も控えており今後も期待のバンドです。
●えんそく
思わずギリッギリな衣装に注目してしまいますが(※現在の衣装は西遊記をモチーフにした衣装です)、楽曲の良さにも定評があり、キャッチーな「とってもマッケンロー」「妖怪ジジィのテーマ」から、
「ひゅーどーん」という歌詞が特徴的すぎる「花火」、ちょっと切ない「ブルーハーツ」、などバラエティに富んでいます。
●シンディケイト
「ダサかっこいい」がコンセプトのバンドです。昨年発売された「昌代とByeBye」や今月9日に発売される「デコトラの星☆」など、やっぱりちょっといわゆる「ヴィジュアル系」っぽくないタイトルの曲、
「フィッシュファイト」という曲ではライブ中にお客さんを釣り上げるパフォーマンスが人気です。
ヴィジュアル系が誕生して約20年以上経過しました。そのなかでも細分化がドンドン進んでいます。
このジャンルは「何をしてもいいから目立ったモン勝ち」という空気がずっとあって、
“おもしろい”ヴィジュアル系バンドもその流れて増えていったように感じます。
説明するのが難しいのですが「ヴィジュアル系っぽい空気」をまとっていたら何をしてもいいというか、
極端な話を「カレーが辛い」といって楽屋から帰るのもヴィジュアル系であり、ステージの上で炊き込みご飯を炊くのも許されるがヴィジュアル系だと思っています。
今後も増えていくであろう“おもしろい”ヴィジュアル系バンドには注目していきたいと思います。
【関連サイト】
・NIGHTMARE公式サイト
・仙台貨物公式サイト
・イガグリ千葉-チケットぴあ
・Jin-Machine公式サイト
・Jin-Machine-チケットぴあ
・えんそく公式サイト
・えんそく-チケットぴあ
・シンディケイト公式サイト
・シンディケイト-チケットぴあ
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