イタリア料理に欠くことができないソースがある。
トマトソースだ。
パスタやグラタン、ソテー、ロールキャベツなど、
トマトを煮込んだトマトソースがあれば、イタリアのマンマの味を家庭で再現できる。
「トマトソースなんか、トマトの水煮缶があれば、お茶の子さいさい」
そんなことはわかっちゃいるが、いざ作ろうと思うと、意外と面倒臭い。
「もっと気軽で簡単においしい料理を愉しみたい」
と思っている人に、イタリア料理はもちろん、洋食にも使えるトマトソースを紹介する。
その名も「洋食屋さんのトマトバジルソース」。

東村山市に本社を構えるポールスタアというソースメーカーが製品化したものだ。

ポールスタアの創業は嘉永3年(1850年)。
ちなみに、坂本龍馬が剣術修業のため、江戸に出てきたのは嘉永6年。
ペリーの黒船来航は、龍馬が上京した2か月後。
そんな時代に、東村山で創業したポールスタアはいったい何をしていたのか。
むろん、屋号はカタカナではなかったはずだし、ソースを作っていたはずもない。
創業当初はどんな商売をしていたんだろうか。
気になってしかたがない。今度電話をしてみっか。

それはさておき。
現在、ポールスタアでは、とんかつソースやウスターソース、ステーキソースなど、
さまざまなソースを東村山市にある工場で生産している。
そのひとつが、洋食屋さんのトマトバジルソースだ。
トマトとバジルの他、ニンニク、オレガノ、ローレル、ブラックペッパーなどを使用。
「かけるだけで洋食屋さんの味!」とパッケージにあるように、
料理にそえるだけでイタリアンや洋食屋の味に変身させられそうだ。