集団生活の中で必ずと言って起こってくるのがいじめ問題。
いじめが問題になるということは、いじめる子がいるということなのですが、親としては、「うちの子に限って・・・」と信じたい気持ちが勝ってしまうのでしょう。
わが子が“いじめっ子”かどうかを心配する親は少ないかもしれませんね。
でも、子どもは親の前で見せる顔と、友達の前で見せる顔がまったく違うということも多いのです。
今日は『5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』(彩図社)の著者で、日本・欧米いいとこどり育児を提唱する平川裕貴が、アメリカの国立いじめ予防センターのサイトを参考に、わが子が“いじめっ子”かどうかがわかるチェックリストを作ってみました。
YES,NOでチェック。わが子はいじめっ子?
下記の質問に「YES(することがある)」か「NO(していない)」で答えさせてください。
・気に入らなくて、意地悪したくなるような子が周りにいる?
・自分の嫌いな子の外見や、その子の言動をからかったり笑ったりしていない?
・気に入らない子を叩いたり、脅したり、わざと仲間外れにしていない?
・他の子はあなたを怖がっていると思う?
・周りに大人がいない時に他の子を傷つけたりしていない?
・他の子の持ち物を盗ったり壊したりしていない?
・他の子が傷ついたり困っているのを見るのは楽しい?
・自分の失敗やミスを他の子のせいにしたりしてしない?
・やっつけられたり傷つけられても当然だと思う子がいる?
・その子が嫌がるようなことや悪口を本人や他の子に言ったりしていない?
質問は穏やかに、決して詰問口調ではしないでください。また、YES と答えても非難したり怒ったりしてはいけません。
怒られるのが嫌で嘘を言う可能性があります。「そうなんだ・・・」と、最後の質問まで淡々と聞きましょう。
まず目的は子どもの本音を聞き出すことです。子どもが小学高学年以上なら、チェックリストを紙に書いて自分で答えさせるといいでしょう。